2017年3月 4日

仏壇に手を合わせる時間

butudann.pngこの仕事についてからお客様のお宅の仏壇を拝見する機会が多いのですが、最近ではご自宅に仏壇自体がないお宅もあるようです。
やはり宗教に対する信仰心が全体的に薄れてきているのだなあと感じます。かくいう私もその一人なのですが...。
私の家でも祖父が元気な時は毎朝仏壇で祖父がお経をあげていたのですが、今は施設にいるためそういうこともだんだんなくなってきていました。
しかし、私も最近は仕事の影響もあり自宅の仏壇で手を合わせる時間を持つようになりました。
忙しい時間の中でも心の落ち着く時間になり大切なことだなぁと感じています。

メモワールしらゆり
研修生 三鍋 一男

2017年3月 1日

火・埋葬許可証と分骨について

yakushotetudukini.png富山市役所に死亡届、住民異動届、火葬場使用許可申請書、富山市斎場使用料減免申請書を届出しますと「火・埋葬許可書」が発行されます。
これは通常「火葬許可証」と言われています。(埋葬:土葬をほとんど行っていないことからです)死亡届を受理した市区町村が発行します。
この「火葬許可証」があれば全国どこの地であっても火葬することができます。例えばですが、富山市民の方が高岡市の斎場で火葬することも可能です。
火葬の許可ですが、死亡後24時間経過していれば火葬することができます。

遺骨の墓地への納骨(埋骨)には、火葬したことを証明する証明書が必要になります。富山霊園富山市斎場、富山市北部斎場で火葬が終了しますと火葬済の証印のついた火葬証明書が発行されます。
公営の墓地等に納骨する場合には必ず必要となりますので大切に保管するようにしてください。

分骨をする場合には、火葬場の管理者により、分骨する数だけの「分骨証明書(火葬証明書)」を発行してもらい、分骨する際に墓地等の管理者に提出する必要があります。(公営の墓地等に分骨する場合に限ります。)
富山市の場合は富山霊園富山市斎場・富山市北部斎場・婦負斎場・大沢野斎場のいずれかで発行となります。

メモワールしらゆり スタッフ一同

2017年2月27日

家族葬について

kazokusou.png富山県富山市エリアにおいてもここ10年で家族葬を希望されるお客様が年々増加傾向にあります。
費用をできるだけかけずに安く葬儀をする家族葬
ほんとうに限られたご家族だけでおくる家族葬
ご家族とご親戚だけでおくる家族葬
故人と親しかった方々とご家族とご親戚だけでおくる家族葬
などと希望される家族葬のスタイルもさまざまです。

富山県富山市のみにかかわらず、全国的に"家族葬"の言葉だけが先行し、お客様がとらえる家族葬もそれぞれ違っているのです。
葬儀社においてもとらえ方が各社によって違い、家族葬のプラン内容や金額もずいぶんと異なります。
どこまでの方にお声掛けをするかはさまざまだと思いますが、「ご家族を中心に故人の最期をゆっくりおくりたい。」そういったご家族の想いが込められたご葬儀が"家族葬"だと考えております。
メモワールしらゆりではお花に包まれたフラワーアレンジプランに加え、家族葬専用プランを5つご用意しております。またご要望に応じてプラン外のご葬儀にも対応することができますので一度ご相談ください。
パンフレットの郵送(無料)もしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

メモワールしらゆり スタッフ一同

2017年2月26日

清め塩について

kiyomejio.png富山県富山市のエリアに限らず全国的に以前は通夜、葬儀の後に『清めの塩』を使う習慣がありました。
これは、死を『けがれ』とする考え方からきていると言われています。通夜や葬儀にお参りして死に触れると、自分も『けがれ』てしまう。その考えから自宅の中に入る前に前後両肩付近などに塩をかけて清めていました。
お参りに来られたお客様や、担当したご当家の方にもたまに『自宅に帰ったら塩で清めなくていいんですか?』と聞かれることがあります。
富山県全域では浄土真宗の宗派が多く、浄土真宗には死をけがれとする考え方がないため、この『清めの塩』を使うという習慣がもともとありませんでした。宗派によってはご用意することもありましたが、10年ほど前から徐々にこの習慣もなくなっていきました。

亡くなった方を『けがれ』として考えてしまうのはとても悲しいことだと思いますので、私自身『清めの塩』は不要だと思っております。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和