2017年5月18日

"合掌"の意味

gasshounoimi.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。私が今葬儀の仕事を指導していただいている先輩が司会をされる時に必ず話される一節があるのですが、それが私の心に印象深く残っています。
「右仏 左は我とぞ 合わす手の 中ぞゆかしき 南無の一声」
仏教の発祥の地インドでは右手が聖なる浄(きよ)らかな手、左手が俗なる不浄な手とされているため右手には仏性が宿り左手には人間の俗性が宿るとされているそうです。そしてその左右の手を合わせるということは即ち、仏と人間が一つになるということを現しているそうです。
私は今まで何気なく手を合わせていましたが、合掌にはこんなに深い意味合いがあるということを知り驚きました。
これからは"合掌"の意味合いをしっかり心に刻んで手を合わせていきたいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男