2017年6月24日

「精進落とし」について

shoujinnotosi.pngメモワールしらゆりの川端です。
ここ数日、四十九日法要のお打ち合わせが何件かございました。
「富山県富山市」そして「水橋」の地域では約9割が初七日法要後の会食までは「精進料理」をご用意されるのが一般的です。四十九日の法要後の会食から「混合料理」になります。
そこで「精進落とし」について思ったことなのですが...、
かつて不幸のあった家では、死後四十九日までの忌明けまでは生ものや、お酒などを口にすることなく、野菜や豆腐などの「精進料理」で過ごすことがしきたりでした。
四十九日が過ぎ、忌明け後に初めて肉や魚を使った普段の食生活へと戻ることが、本来の「精進落とし」です。
しかし、現在ではこうした習慣も徐々に薄れてきており、都市部などでは初七日法要後の会食から肉や魚を使った「混合料理」をご用意されることが多くなっております。
私の個人的な考え方かもしれませんが...、
昔からの葬儀のあり方、昔からの葬儀のしきたりなどとても大切なことだと思いますが、全く同じくその通りにする必要性はないと思います。
そのご家族が想う、100家族100通りのお手伝いが出来たらと考えております。

▶「回忌法要の料理」についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和