2017年8月 9日

大規模なお通夜・ご葬儀にも対応できます

ojimake.pngメモワールしらゆりの川端です。
8月7日に 故 尾島正和様のご葬儀の担当をさせていただきました。
富山県、富山市に『ボルファートとやま』という会社があるのですが、故人様はそこで〝GM〝(ゼネラルマネージャー)の役職に就いておられました。
その他にも 富山市ライオンズクラブの幹事をしておられたり、たくさんの人のお世話をされておられた方でございました。
当社の式場は大ホールと小ホールの2会場があり、その2会場をつなげることも可能(オープン会場)で通常250席対応となるのですが、
ご家族様との打ち合わせで、式当日たくさんのお参りが予想されたために式場内を300席にし、式場の約半分をパイプ椅子にて対応させていただきました。
通常はロビーで受付をするのですが、式場内にお参りの方が入りきれなかった場合を想定し、ロビーにもパイプ椅子を並べれる準備をし、外のエントランスにテントを張り、外で受付をしていただきました。
お通夜には、やはりたくさんのお参りがあり、ロビーにもパイプ椅子を並べるほどのご弔問者の人数がご来館されました。

最後の喪主様のご挨拶で『父とは男同士の照れくささもあり、会話も少なく、母を通してお父さんが一緒にお酒飲みたいって言ってたよ...。』などお母様を通しての会話もあったとございました。
私も父親を早くに亡くし、同じく母を通して会話していた頃を思い出し、まるで自分自身のことのようで、とても心に残るお式となりました。

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メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2017年8月 6日

お盆(お迎え)

こんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。
前回もお話したように、今回はお盆の具体的な中身について少し触れてみたいと思います。

まずお盆とはいつなのか。
旧暦で行うところ(7月15日頃)や、1ヶ月遅れで行うところもあるようですが、8月の13日夕方から16日までというのが一般的なようです。日本の7割から8割ほどの地域ではこの期間にお盆の行事が行われます。ここ、富山県富山市でもこの期間がお盆の期間です。

13日は、まずご先祖の霊をお迎えします。昔は玄関には吊るした提灯に火を灯し、霊が迷わず帰ってこられるようにしたそうで、これを迎え火と言います。ただ、現在ではなかなか難しく、お仏壇にロウソクを灯したり、お墓の掃除をしたりということで、祖先の霊をお迎えする準備としているようです。なのでお墓参りはできれば13日に行うのが良いでしょう。

そしてお仏壇とは別に盆棚(精霊棚)を準備します。低めのテーブルの四隅に笹竹を立て、縄で結んで結界を張ります。その縄にホオズキやガマの穂を吊るし、キュウリで作った馬とナスで作った牛を飾ります。さらにお供え物として、五供といわれる「水・花・お香・明かり・食べ物」をお供えします。
地域や宗派によって風習・しきたりも様々ですので、必ずというわけではありませんが、ロウソクとお花を準備し、心のこもったお供えをされるくらいでも結構かと思います。

次回は祖先の霊の送り方についてお話したいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎