2017年9月27日

愛別離苦(あいべつりく)

aibeturiku.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。先日、私が担当した方のお通夜の際のお寺様の法話で「愛別離苦(あいべつりく)」ということについて話しておられました。
私もあまり聞いたことのない言葉だったのですが、人の一生においてどんなに愛する人とでもいつかは必ず別れなければならないという苦しみであり、「四苦八苦」の八苦の中でも非常に辛いものであると仰られていました。
私自身はまだ両親とも健在ですし、結婚もまだしていないので自分自身で「愛別離苦」の経験はまだしていませんが、この仕事を通してご当家の方の様子を見ていると、非常に辛そうな時があります。その悲しみを消すことは出来ないかもしれないけれど、少しでも気持ちが和らぐような対応を今後自分でも心がけてきたいなと思いました。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2017年9月24日

IT葬⁉

こんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。
先日ニュースで、人型ロボットのペッパーがお経を読むという、IT葬儀なるものが紹介されていました。ご覧になった方も多いと思います。

一応人間のご住職がおられ、ペッパーは副導師という立場なのだそうですが、大切な方の最期をロボットに送ってもらうということに抵抗を感じるのは私だけでしょうか?

葬儀の形は時代により変わってきているのは事実ですし、ご当家様の考え方も様々です。家族葬、音楽葬、樹木葬など、葬儀の多様化は必然なのだと思います。
しかし、たとえ時代が変わろうとも、葬儀の形が変わろうとも、そこには故人を偲び、感謝と共に送るという変わらないものがあるはずです。
このIT葬にそれがあるのかどうか、私には疑問です。

もちろん考えやニーズは人それぞれですし、IT葬を全否定するつもりではないのですが...
それでも心から納得できるものではないな、というのが本音です。

皆様どうお考えでしょうか?
ご意見などございましたら、コメントしていただけるとありがたいです。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎