2017年12月16日

ご家族の悲しみに寄り添って

kanasiminiyorisotte.pngこんにちは メモワールしらゆりの三鍋です。
先日、初めて年齢がお若い方のご葬儀を担当させていただきました。突然の出来事だったということもありご家族の悲しみはとても深いものでした。そして、私自身も悲しみの深いご家族に対してどのように接したらいいのか少し戸惑いがありました。
後日、「葬儀概論」を見ていると、悲しみにある人々に対しては心や想いに寄り添うことが大切で、近親者のなす喪の作業を大切なことと理解し邪魔しないようにすることが近くにいる人にできるケアだとありました。
今後はご葬儀のことだけでなく、お客様の気持ちに対してのケアという部分でもっともっと勉強をしていかなければいけないなと思いました。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2017年12月12日

弔辞について

choujinituite.png弔辞が読まれることは、社葬や大規模葬においては現在でもよく行われることで珍しくはありません。
しかし、葬儀の小規模化・家族葬などが増えつつある中、弔辞を行う機会はどんどん減ってきています。

ここ、富山県富山市水橋では、まだ大きなお葬式がありますが社葬ではない、いわゆる一般の方の個人葬の場合、弔辞が行われることは減少傾向にあります。

お葬式というのは、心から故人のことを想う人が集って、その故人にふさわしいご葬儀でおくることだと思います。つまり参列者間で故人に対する想いが共有しやすくなっている場と言えます。
そこで弔辞を読むということは、さらに故人への感謝や愛情を明確にさせることになりますので、社葬に限らず、一般葬や家族葬にも弔辞を読み上げることがあってもいいと私は考えています。
例えば一般葬の場合、故人のお孫さんなど家族の方が弔辞を読んでも構わないと思います。弔辞の原稿を書くことで故人へのさまざまな気持ちを整理することができますし、数年後その原稿を読み返すことで故人への想いを再確認するということもできます。

もし、弔辞を頼まれたら。
多分、荷が重いと思われるでしょう。

でも断らずに引き受けてください。
弔辞を頼まれるということは、最も故人と親しかったということです。

社葬にしろ一般葬にしろ弔辞はお葬式を、参列者の心に刻まれるそして温かいものにする効果があると思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和