2018年3月12日

斎場と火葬場の違いについて

toyamareinntoyamasisaijyou.pngメモワールしらゆりの川端です。
ご葬儀の打ち合わせの際に「火葬場はどこになりますか?」とご質問されることがよくあります。
富山市の水橋地区で火葬場を予約する場合は、富山霊園富山市斎場(通称:西番斎場)か富山市北部斎場を予約することがほとんどのケースとなります。

先日、「西番斎場になります。」とお答えしたところ...
お客様から「斎場っていうことは、そこでお葬式もできるんですか?」とご質問をされたことがありました。
確かに富山市の火葬場の中では唯一、ご葬儀が行える施設を併設している火葬場になりますが、ご葬儀のみ(お通夜は不可)での使用しかできないため、あまりご利用になられる方はいません。(メモワールしらゆり実績より)
関東の都市部などでは、お通夜・ご葬儀を行う場所と火葬をする場所が同じであることが多いことから、斎場=火葬場の認識があるのかもしれません。
ここ富山市では火葬場に儀式のできる斎場が併設されている所が少ないことから、斎場といえば火葬場のことを一般的には指しています。

実は、「斎場」と「火葬場」では意味合いが違います。
斎場とはお通夜や告別式、ご葬儀などの儀式を行うことができる施設のことを言い、火葬場とはご遺体を火葬する施設のことを言います。

富山市では民間企業(葬儀社)が運営する、☐☐会館、☐☐ホールなどといった名称の民営斎場でお通夜・ご葬儀をした後、近隣の火葬場にて火葬するかたちが一般的となっています。
火葬場のみで斎場を併設しない富山市北部斎場などの場合、"富山市北部火葬場"といった名称の方が正確?なのかもしれません。

▶【富山市の斎場・火葬場について】はこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和