お別れの言葉
こんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。
最近「孫に(ひ孫に)お別れの言葉を読ませたい」という依頼を打ち合わせ中に受けることがあります。
では、このお別れの言葉とはどういうものなのでしょうか。
意味合いとしては弔辞と同じなのですが、家族・親族が読むのがお別れの言葉で、町内や会社の方・友人が読むのが弔辞、というわけではありません。
弔辞がある程度形式にのっとったものであるのに対し、お別れの言葉はそこまで形式を重要視しない、という違いがあります。
具体的に言いますと、弔辞は専用の巻紙に書き、包みますが、お別れ言葉は必要ありません。封筒にメモを入れて読まれて結構です。
話す内容も、弔辞では故人の功績を褒め称えるものが多くなりがちですが、お別れの言葉は故人との個人的な思い出などを中心に話されると良いかと思います。
口調も、格式ばった言い回しでなく、口語調で語りかけるスタイルが自然かもしれませんね。
弔辞もお別れの言葉も、話す長さとしては3分くらいが目安と言われています。
原稿用紙でいうと2枚程度で、ゆっくり読まれるとちょうどそのくらいでしょうか。
ご葬儀は、故人の生前に想いを馳せ、お別れをする大切な儀式。
もしご遺族からお別れの言葉を依頼された時は、快く引き受けてほしいと思います。
何か不明な点などございましたら、メモワールしらゆりまで遠慮なくお申しつけ下さい。
メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎