2020年3月 6日

お講とは

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こんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。
今回は『お講』について触れていきたいと思います。
先日、お寺の総代を務められた方が亡くなり、お寺で通夜・葬儀が執り行われました。

そこでお供物として『○○講』というものがあったのですが、お参りにこられた方の中には、この『講』にピンと来てない方もおられたようです。
『講』というと、まず『報恩講』が浮かぶかと思います。
これは親鸞聖人の命日である旧暦の11月28日に、共にお勤めをし、仏法を聞く場・集いのことです。
富山県では秋口頃から年末にかけて、門徒さんのお宅を一軒一軒お寺様が回られる、浄土真宗では最も大切にされている仏事であり、その集い・仲間のことを仏教では『講』と呼んでいます。

お寺によって違いますが、門信徒が毎月集まる場を設けているお寺は多く、決まった日にお寺に集まってお経を詠む『○○日講』などが知られています。(六日講・二十日講・二十八日講など)

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎