2020年3月18日

葬儀後のお礼

aisatuyougasi.pngこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

近年、富山でも葬儀の事前相談をすることで、葬儀そのものの準備・心構えをしておかれる方が増えてまいりました。
しかしながら、葬儀が終わり、それで全部終わるわけではございません。事務的な手続きなど、ご当家様にはしばらく落ち着かない日々が続くかと思います。

役所等での手続きももちろんなのですが、忘れてはいけないのがお世話になった方々へのお礼です。

・お寺様へのお礼
富山市では、ご葬儀の際にお寺様からご本尊をお迎えし、多くの場合は初七日まで自宅に掛けておき、当日もしくは翌日にお返しに行きます。
もしまだお布施をお渡ししていない場合はそのタイミングでお布施や仏礼(ご本尊や七條のお礼)等をお渡しし、すでにお布施はお渡ししておられる場合はそれ以外のお礼をお渡しします。
その際には菓子折なども持参されるとより丁寧かと思います。

・ご町内の方へのお礼
富山県ではここ水橋を始め、ご葬儀の受付を町内の方がされる地域は多く、そのお礼も必要です。
お礼の中身については、その町内でのしきたりがあるので、何か決まった形があるわけではございません。しきたり以上の過剰なお礼は逆にトラブルの元となりますので、町内会長さんなどご存知の方に聞いてからされるのがいいと思います。

・職場へのお礼
故人様が現役でお仕事をされていた場合はもちろんのこと、ご葬儀で休みをいただいた職場へもお礼は必要かと思います。
ご葬儀の際のお供物のお下がりなどでもいいのですが、それとは別にきちんとした菓子折を持っていくのが良いでしょう。

今挙げた方以外でも、お世話になった友人などお礼・挨拶に伺うべき方はおられると思います。
ご葬儀は、皆様のお気持ち・ご協力があって成り立つものでもございます。挨拶回りはなるべく早く伺うようにされると良いでしょう。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎