お歳暮
先日、メモワールしらゆりのある水橋でも雪が降り、いよいよ冬本番です。
年末と言うとお歳暮の時期でもあります。お世話になった方々へ一年の感謝を込めての贈り物。
ではこのお歳暮はいつ頃生まれた習慣なのでしょうか。
元々日本には、お正月に先祖の霊をお迎えする『御霊祭』と言うものがあり、そのためにお供物をする習慣がありました。
ご先祖の霊なので、嫁がれた方や分家の人達が本家や実家にお供物を持っていく風習だったのですが、そのうちお神酒のおつまみになるようなものを持って行くようになり、それがお歳暮の原型だと言われています。
その後江戸時代になり、商人が得意先に贈り物をするようになり、さらに明治時代になると個人的にお世話になった方や上司などにも贈り物をするようになり、これが現在のお歳暮の習慣として今も続いています。
コロナ禍の現在、お礼を兼ねて直接ご自宅を伺うということは避けた方がいいのでしょうが、意義深い習慣としてこれからも続いていくといいですね。
ちなみに富山県の、主に呉西や海沿いが中心のようですが、嫁ブリという習慣がある地域もあるようです。
娘さんが結婚すると、娘さんが嫁がれた先にブリを丸ごと一本送り、貰った家は送られたブリを半身にしてまた奥さんの実家に送り返すというものだそうです。
ブリは出世魚としても有名で『娘さんが嫁がれた家が繁栄してほしい』『旦那さんには出世してもらって、娘さんが苦労することがないように』と言った意味合いがあるようです。
メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

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こんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。私が今葬儀の仕事を指導していただいている先輩が司会をされる時に必ず話される一節があるのですが、それが私の心に印象深く残っています。
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