2025年9月10日

永代供養墓

houonnkou.png通常のお墓と違い、お墓に入れる人数と期間に制限のあるもので、2人用のものや家族4〜5人用のものなどがあります。
名称は各社オリジナルの呼び名があり、樹木葬やメモリアル葬といった呼び名があります。

いずれも最後に入られた方の13回忌をもって合祀され、お墓の撤去と整地が行われることになります。
永代供養となりますので、もちろん合祀墓に来ればいつでもお参りはできます。

費用としては場所や規模などによって変わりますが100万円前後ほどでしょうか。
通常のお墓を新たに建てられるのに比べて半分程度の費用となります。

建てる期間も、場所さえ決まってしまえば2〜3週間程で完成となります。

建てた後の管理費については、お墓周りの木や花の管理も含むため、通常のお墓より若干高くなることもあるようですが、ほとんど誤差の範疇です。

富山市の葬儀に関するしきたりや風習がわかるページ

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2025年9月 1日

新たにお墓を建てる

toyamasieibochi.png新たにお墓を建てるとなると、当然ながら墓地・墓石が必要になります。
お墓を建てる土地については個人で調べてもいいですが、石材店に聞いてみるのも良いでしょう。

一から墓石を作るとなると、打ち合わせ期間も含めて数ヶ月かかることもありますが、展示品や在庫品を使えば3週間から4週間ほどで完成となります。49日に間に合わせたい時などはこちらが良いでしょう。

通常の建物のような地鎮祭的なものは無く、建てた後の魂入れ(浄土真宗では建碑式や御移徙(おわたまし)と言います。)のお勤めを菩提寺にあげていただくことになります。


次に費用面についてですが、まずは墓地代です。
墓地代とはいっても、その土地を買うというわけではなく、霊園や寺院に永代使用料と言われる費用を支払い、今後その土地を使用する権利を得るという形になります。
墓地代の永代使用料は場所によって異なりますが、一坪あたり30万円ほどは見ておいた方が良いと思います。


そして墓石代としては150万円ほど見ておかれれば間違いないと思われます。
もちろん墓石の材質や量によって金額は前後します。墓地の場所などにより墓石の搬入が困難な場合なども費用が加算されます。


先に触れた魂入れと納骨のお勤めは一緒にされるケースが多く、菩提寺に対するお布施として両方合わせて3万円から5万円ほどが目安になります。


墓地・墓石・それに伴う儀式、これらを合わせたものとして200万円弱がお墓を新たに建てる際にかかる費用になります。


そしてお墓を建てた後の費用としては、墓地の管理費として年間数千円程度必要になります。
加えて経年劣化等による墓石の修繕についても考えておく必要があります。

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セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎