富山市の家族葬について

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「家族葬」とは、一般的には「少人数でとり行うお葬式」と認識されておりますが、基本的には小規模でありながらも、宗教的な儀礼(通夜・ご葬儀)を執り行う形式です。
(直葬(火葬のみ)では宗教的儀礼を行わないことがほとんどです。)

一般的なご葬儀とは異なり多くの会葬者に応対する必要がなく、基本的にはご家族を中心とした親族、親しいご友人などの少人数でゆっくりと故人を偲びながらおくることのできるご葬儀のことを言います。

さまざまな形式にとらわれず、故人にふさわしいおくり方ができるのも家族葬の特徴の一つと言えます。

メモワールしらゆりでは基本的な6つの家族葬プランもご用意させていただいておりますが、プラン外の家族葬もご要望に応じて対応させていただいております。
「祭壇を使用せずに棺のまわりをお花で囲んでおくってあげたい...。」、「足が不自由な父親にも車椅子のまま親族控室で最期のお別れをさせてあげたい...。」などといったお客様の声を大切にし、プランには無いオリジナルプランで、できる限りのお手伝いをさせていただいております。

家族葬では、費用も平均葬儀費用より安価に行うことが可能です。


【富山市における家族葬の会葬者数】
富山市での家族葬に参列される平均人数は、各葬儀社で説明が異なっております。

富山市の葬儀社の多くはあくまで「家族だけでとり行うご葬儀・お葬式」としており、親族が会葬される場合は「親族葬」や「一般葬」と説明することが多くなっています。
「メモワールしらゆりの家族葬」とは、ご家族の気持ちを尊重し、参列人数や何親等かでは計れないものとして、「ご家族を中心としたごく親しい方々で見送るご葬儀・お葬式」と考えております。

メモワールしらゆりで承った富山市での家族葬の平均会葬者人数は、おおよそ10~30人となっています。


【富山市の家族葬の費用について】
こちらについても、富山市の葬儀社では各社で価格に大きく幅がございます。

富山市の家族葬は多くの場合、50万円前後からとなっており、おおむね富山市の平均葬儀費用163万円(出典:経済産業省「平成26年特定サービス産業実態調査」)の半分以下の負担で行うことが可能です。(但し、お布施は除く)

メモワールしらゆりの家族葬プランには、

火葬式のみ執り行う  直葬プラン  18万円(税別)~
控室で儀式を執り行う 控室葬プラン 48万円(税別)~
式場で儀式を執り行う 家族葬プラン 75万円(税別)~

がございます。

家族葬プランについては、ご親族10名様、会葬者10名様規模のお式を想定し、一般的にご葬儀に必要となる必需品はもちろんのこと、お料理・会葬返礼品・引出物・寝台車・霊柩車・ホール使用料まですべてがセットになったプランをご提供させていただいております。後からの高額な追加金の心配がございませんので、安心してお選びいただけます。

◆限られたご家族のみで行う小さな家族葬には、
 家族葬メモワール75 82.5万円(税込)

◆ご家族とご親族のみで行うシンプルな家族葬には、
 家族葬メモワール85 93.5万円(税込)

◆ご家族やご親族をはじめ故人と縁の深い方々で行う家族葬には、
 家族葬メモワール105 167.5万円(税込)

をおすすめしております。

家族葬プランの詳しい内容はこちら

お料理、会葬返礼品、引出物などが設定数量に満たない場合は、総額より減額されるシステムになっております。
総額プランの金額の中には、宗教者に対してのお礼(いわゆる「御布施」)は含まれておりません。

⇒お布施に関する詳しい説明はこちらをクリックしてください。


【富山市の家族葬の現状のデメリット】
テレビ等のメディアの発信により「家族葬」という言葉だけが先行してしまい、独り歩きしているのが現状です。
何となく小規模であまり費用がかからないのが「家族葬」と認識されている方も多くおられます。
事前相談などでも「家族葬のデメリット」をご説明をさせていただくことがあります。それが次のようになります。

新聞のおくやみ欄の掲載も葬儀後に「葬儀は終了しました」と告知するため、それを見て知った故人とお付き合いがあった友人・知人、会社関係の方、ご近所の方などが自宅に弔問されることが多々あります。

結果、数日間は家を空けられない状態になることになります。

ご葬儀の費用面では、一般的なご葬儀と異なるのはご会葬者の「香典」が無いことです。

通常の一般葬においては、会葬者数が多くて「香典」でご葬儀費用を支払うことができたといったケースはよくあることですが、「家族葬」ではいわゆるプラスになる部分がないためにそういったことにはならず、かかる葬儀費用はすべてご当家のご負担となります。

「ご家族とごく親しい方々でおくる」場合、どこまでのご親戚にお声かけをするか、友人・知人のどこまでお声かけをするかでトラブルになることがあります。

ご葬儀終了後に新聞の告知「葬儀は終了しました」で知った方から、「何故、知らせてくれなかったのか?」と問われることがあることを何度かお聞きしたことがあります。
大切な方に声をかけなったことの後悔や申し訳なさもこの先ずっと残り続けますので、お声かけする範囲には充分配慮することが必要になります。

葬儀社によってもご葬儀のプランや費用やスタイルもさまざまです。
どのような会場でどのようなお式をするのかをイメージするためにも事前の見学や相談をしておくことをおすすめいたします。


【富山市の家族葬の注意点】
ご自宅にご安置する場合には、何らかのかたちで隣近所には必ず知れてしまうことになります。

弔いに来られる前に"家族葬"で行なうことをあらかじめ、しきぶり(訃報案内)や口答でお知らせする必要があります。
参列をお断りする場合にはそのこともしっかりお伝えし、理解を得ることが必要です。

香典や供花や篭盛や弔電などをお断りする場合もその旨を文章や口答で意思を伝えることが必要です。

先方にとっても親切なことになります。
どちらつかずで先方が「弔問や香典はどうしたらいいのだろう?」と迷うような告知は避けなければなりません。

特に喪主となる方が会社勤めの場合、勤務先の会社を身内に不幸があり休暇を取ることから、必ず訃報の報告をしなければなりません。
ご葬儀後も毎日顔を合わせることになりますので、ご葬儀のスタイル・意思をしっかりと伝えることが必要となります。

ご葬儀を家族葬でおこなった翌日、新聞社各社に「葬儀は終了しました」と掲載する場合には、訃報を知った故人と縁のある方々が弔問されることを想定し、香典返しをあらかじめ自宅にご用意しておくことが必要です。

通常は20個くらいの個数をご用意しておりますが、エリアによっては50~100個のご用意が必要なケースもあります。

メモワールしらゆりでは豊富な実績がございますので、担当者までお気軽にご相談ください。

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【家族葬が選ばれる理由】
家族葬を選択される理由もさまざまございますが、メモワールしらゆりで執り行ったご家族様からお聞きした理由の一部が次のようになります。

家族葬=一般的な葬儀よりも費用が軽減することができるイメージがあったから。

故人が高齢で兄弟や友人知人が既に亡くなっているため、少人数での規模の葬儀になるから。

喪主が現役を退き、会社関係などのお参りの人数も少ないことが予想されるため、少人数規模の葬儀になるから。

家を継ぐという習慣が薄れ、長男であっても親と同居しておらず、近所との付き合いも無いため、親族・親戚のみの葬儀になるから。

「残された家族に自分の葬儀で経済的負担をかけたくない。」、「親族の会社関係の方などに自分の葬儀で気を遣ってお参りをしていただくことが申し訳ない。」などといった故人の遺言があったから。

家族葬のメリットやデメリットも含め、選択される前に事前相談していただくことをおすすめしています。

当社ではお電話、メールフォームからの事前相談や資料請求も受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

メールフォームからの事前相談はこちら


【富山市の家族葬の開式時間】
富山市の通常の家族葬は、一般葬と同様にお通夜と葬儀が執り行われます。
開式の時間は、ご当家、お寺、葬儀社とで日時を調整した上で決定されています。

一般葬などでは会社にお勤めの方のお参りを考慮し、午後7時からのお通夜が多く選択されますが、家族葬の場合には、そういった会社関係のお参りが無くなるので、時間を早めて午後5時、6時からのお通夜をされる方が増えています。

葬儀の時間については、午前中であれば10時、午後からであれば1時といった時間帯が多く選択されています。


【富山市の家族葬の割合】
富山市においても近年、家族葬の割合は増加傾向にあります。

公正取引委員会が全国の葬儀社を対象として調査した、2017年3月発行の『葬儀の取引に関する実態調査報告書』によると、

火葬のみ行う直葬が5.5%
家族葬が28.5%

計34%の割合結果が出ております。

そして月刊誌『仏事』を出版する鎌倉新書による2015年の調査でも、

火葬のみ行う直葬が5%
家族葬が38%

計43%の割合結果となっています。

付け加えますと、
公正取引委員会の調査では、会葬者数50人未満、鎌倉新書の調査では、会葬者数30人未満の葬儀を家族葬の定義としての数字です。

そしてこの調査結果は、全国の葬儀社を対象としたもので、東京などの大都市などではもっと比率が高いものと思われます。

富山市では、新聞のおくやみ欄(無料)で「葬儀は終了しました」と掲載されるご当家のほとんどがこの家族葬であると推測されますが、完全に掲載されないケースもあるため、富山市の正確な家族葬の割合はわかりませんが、
当メモワールしらゆりでは昨年から今年にかけて、

火葬のみ行う直葬が3.5%
家族葬が22.5%

計26%の割合という数字が出ております。

全国平均から比べるとまだ割合比率が低いようにも思われますが、今後も増加していくことが予測されます。


【富山市の一日葬について】
近年、一日葬という言葉を耳にします。これは言葉の通り、通夜を行わず、葬儀・告別式だけを執り行うものです。
一日葬は家族葬に限らず、一般葬でも行われる形態ですが、ここ富山県富山市では家族葬でされる場合が多いようです。

一日葬を選択される理由としては、友引などのスケジュール的なことや、親族の肉体的・精神的な負担を考えて、というのがまず挙げられます。
そして意外とあるのが、県外で亡くなられた方が現地で火葬のみを行い、地元に帰ってこられてから骨葬を行うというケースです。
このような場合、通夜は行わず、一日葬で執り行うのが自然かと思われます。

特に富山県は売薬さんが多く、県外で宿を取り、そこを拠点に数ヶ月お客様宅を回っておられます。
そんな中、急に亡くなられた場合、亡くなられたところで火葬をし、故郷に戻ってから骨葬をするというケースが少なくありません。
売薬さんはお客様との信頼関係で成り立つ商売で、いわゆる定年というものも無いため、体の動くうちは、お客様のために多少無理をしてでも続けられる方が多いのかもしれません。

骨葬を含む一日葬ですが、メリットとしては、先に挙げたように、ご遺族・ご親族の皆様の肉体的・精神的負担が軽減されるということがございます。
そして、通夜にかかる費用を抑えられるのも大きいかもしれません。

もちろんデメリットもございます。
そもそも富山県では一日葬が一般的ではないので、ご親族の方の意見や菩提寺の方針などで、一日葬を行うのが難しい場合があるということです。
特に菩提寺の敷地内にお墓をお持ちのお宅では、無用なトラブルを防ぐという意味でも、ご住職の方針に合わせられた方が無難かと思われます。

費用の面についても、お通夜を行わないからといって、単純に葬儀費用が半分になるわけではごさいません。
費用の中には通夜・葬儀を通して使うものも多く、実際に抑えられる費用については確認が必要です。
一日葬などでのお見積もりなどのご相談がございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。

そして、お通夜を行わないことで、お参りができない方が増えるということもあります。
仕事をしておられる方には平日の日中のお参りが難しい場合もあり、そんな方にとってお通夜は故人とのお別れの大事な場となるため、後々『なんでお通夜しなかったの?』と不満の声が出ることも考えられます。

家族葬同様、この一日葬も近年生まれた新しい葬儀の形ではありますが、まだまだ一般的ではないこともあり、メリット・デメリットを知った上で選択されることが望ましいかと思います。


【富山市の一日葬の流れ】
一日葬は、お通夜を行わない葬儀形態となりますので、一般的な葬儀の流れとは異なる部分も若干出てきます。

亡くなられてからご遺体をご安置し、枕経(亡くなられて最初に上げるお経)を菩提寺に上げていただき、日程等の打ち合わせをさせていただくところまでは、通常の葬儀とは変わりません。
万が一の時には葬儀の形態に関わらず、葬儀をご依頼される葬儀社へご連絡して下さい。

富山市では通常、お通夜当日の夕方(15時か16時)に納棺となりますが、お通夜を行わない一日葬の場合でも、同じように葬儀の前日(通常のお通夜の日)行うことが多いようです。
葬儀当日の朝でも構わないのですが、どうしても慌ただしくなってしまいますので、前日に行う方が望ましいかと思います。

一晩お棺をご安置し、翌日、葬儀の開式2時間前には式場にご移棺いたします。
その後は通常の葬儀と変わりません。
富山市の場合ですが、ご葬儀の後、斎場(火葬場)へご出棺。火葬にかかる約2時間ほどの時間に、初七日法要・ご会食となります。
お時間になりましたら、お骨上げ、そして自宅に戻られましての還骨法要(お骨になって帰ってこられたという短いお経)にて、当日の仏事は終了です。

先に火葬を済ませる骨葬での一日葬の場合、ご葬儀が終わりましたら一般のご会葬者をお見送りし、そのまま初七日法要となりますので、斎場へ行くことはございません。
その後のご会食も、特別お骨上げなどの時間的な縛りもございませんので、頃合いを見て締めのご挨拶→解散となります。


以上が富山市の家族葬の特徴です。


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