富山市の葬儀社 メモワールしらゆり 【富山市の家族葬】をメニューに追加しました。
2017年12月21日
2017年12月19日
富山市の葬儀社 メモワールしらゆり 【富山市の家族葬】をメニューに追加しました。
富山市の葬儀社 メモワールしらゆり 【富山市の葬儀】をメニューに追加しました。
富山市の葬儀社 メモワールしらゆり 【富山市の葬儀】をメニューに追加しました。
2017年12月18日
富山市の家族葬について
- 『新型コロナ感染拡大防止』の家族葬ページ
- 『新型コロナ感染拡大防止』の一般葬ページ
- メモワールしらゆりのオリジナル家族葬プランのページ
「家族葬」とは、一般的には「少人数でとり行うお葬式」と認識されておりますが、基本的には小規模でありながらも、宗教的な儀礼(通夜・ご葬儀)を執り行う形式です。
(直葬(火葬のみ)では宗教的儀礼を行わないことがほとんどです。)
一般的なご葬儀とは異なり多くの会葬者に応対する必要がなく、基本的にはご家族を中心とした親族、親しいご友人などの少人数でゆっくりと故人を偲びながらおくることのできるご葬儀のことを言います。
さまざまな形式にとらわれず、故人にふさわしいおくり方ができるのも家族葬の特徴の一つと言えます。
メモワールしらゆりでは基本的な6つの家族葬プランもご用意させていただいておりますが、プラン外の家族葬もご要望に応じて対応させていただいております。
「祭壇を使用せずに棺のまわりをお花で囲んでおくってあげたい...。」、「足が不自由な父親にも車椅子のまま親族控室で最期のお別れをさせてあげたい...。」などといったお客様の声を大切にし、プランには無いオリジナルプランで、できる限りのお手伝いをさせていただいております。
家族葬では、費用も平均葬儀費用より安価に行うことが可能です。
【富山市における家族葬の会葬者数】
富山市での家族葬に参列される平均人数は、各葬儀社で説明が異なっております。
富山市の葬儀社の多くはあくまで「家族だけでとり行うご葬儀・お葬式」としており、親族が会葬される場合は「親族葬」や「一般葬」と説明することが多くなっています。
「メモワールしらゆりの家族葬」とは、ご家族の気持ちを尊重し、参列人数や何親等かでは計れないものとして、「ご家族を中心としたごく親しい方々で見送るご葬儀・お葬式」と考えております。
メモワールしらゆりで承った富山市での家族葬の平均会葬者人数は、おおよそ10~30人となっています。
【富山市の家族葬の費用について】
こちらについても、富山市の葬儀社では各社で価格に大きく幅がございます。
富山市の家族葬は多くの場合、50万円前後からとなっており、おおむね富山市の平均葬儀費用163万円(出典:経済産業省「平成26年特定サービス産業実態調査」)の半分以下の負担で行うことが可能です。(但し、お布施は除く)
メモワールしらゆりの家族葬プランには、
・火葬式のみ執り行う 直葬プラン 18万円(税別)~
・控室で儀式を執り行う 控室葬プラン 48万円(税別)~
・式場で儀式を執り行う 家族葬プラン 75万円(税別)~
がございます。
家族葬プランについては、ご親族10名様、会葬者10名様規模のお式を想定し、一般的にご葬儀に必要となる必需品はもちろんのこと、お料理・会葬返礼品・引出物・寝台車・霊柩車・ホール使用料まですべてがセットになったプランをご提供させていただいております。後からの高額な追加金の心配がございませんので、安心してお選びいただけます。
◆限られたご家族のみで行う小さな家族葬には、
家族葬メモワール75 82.5万円(税込)
◆ご家族とご親族のみで行うシンプルな家族葬には、
家族葬メモワール85 93.5万円(税込)
◆ご家族やご親族をはじめ故人と縁の深い方々で行う家族葬には、
家族葬メモワール105 167.5万円(税込)
をおすすめしております。
家族葬プランの詳しい内容はこちら
お料理、会葬返礼品、引出物などが設定数量に満たない場合は、総額より減額されるシステムになっております。
総額プランの金額の中には、宗教者に対してのお礼(いわゆる「御布施」)は含まれておりません。
⇒お布施に関する詳しい説明はこちらをクリックしてください。
【富山市の家族葬の現状のデメリット】
テレビ等のメディアの発信により「家族葬」という言葉だけが先行してしまい、独り歩きしているのが現状です。
何となく小規模であまり費用がかからないのが「家族葬」と認識されている方も多くおられます。
事前相談などでも「家族葬のデメリット」をご説明をさせていただくことがあります。それが次のようになります。
①新聞のおくやみ欄の掲載も葬儀後に「葬儀は終了しました」と告知するため、それを見て知った故人とお付き合いがあった友人・知人、会社関係の方、ご近所の方などが自宅に弔問されることが多々あります。
結果、数日間は家を空けられない状態になることになります。
②ご葬儀の費用面では、一般的なご葬儀と異なるのはご会葬者の「香典」が無いことです。
通常の一般葬においては、会葬者数が多くて「香典」でご葬儀費用を支払うことができたといったケースはよくあることですが、「家族葬」ではいわゆるプラスになる部分がないためにそういったことにはならず、かかる葬儀費用はすべてご当家のご負担となります。
③「ご家族とごく親しい方々でおくる」場合、どこまでのご親戚にお声かけをするか、友人・知人のどこまでお声かけをするかでトラブルになることがあります。
ご葬儀終了後に新聞の告知「葬儀は終了しました」で知った方から、「何故、知らせてくれなかったのか?」と問われることがあることを何度かお聞きしたことがあります。
大切な方に声をかけなったことの後悔や申し訳なさもこの先ずっと残り続けますので、お声かけする範囲には充分配慮することが必要になります。
葬儀社によってもご葬儀のプランや費用やスタイルもさまざまです。
どのような会場でどのようなお式をするのかをイメージするためにも事前の見学や相談をしておくことをおすすめいたします。
【富山市の家族葬の注意点】
①ご自宅にご安置する場合には、何らかのかたちで隣近所には必ず知れてしまうことになります。
弔いに来られる前に"家族葬"で行なうことをあらかじめ、しきぶり(訃報案内)や口答でお知らせする必要があります。
参列をお断りする場合にはそのこともしっかりお伝えし、理解を得ることが必要です。
②香典や供花や篭盛や弔電などをお断りする場合もその旨を文章や口答で意思を伝えることが必要です。
先方にとっても親切なことになります。
どちらつかずで先方が「弔問や香典はどうしたらいいのだろう?」と迷うような告知は避けなければなりません。
特に喪主となる方が会社勤めの場合、勤務先の会社を身内に不幸があり休暇を取ることから、必ず訃報の報告をしなければなりません。
ご葬儀後も毎日顔を合わせることになりますので、ご葬儀のスタイル・意思をしっかりと伝えることが必要となります。
③ご葬儀を家族葬でおこなった翌日、新聞社各社に「葬儀は終了しました」と掲載する場合には、訃報を知った故人と縁のある方々が弔問されることを想定し、香典返しをあらかじめ自宅にご用意しておくことが必要です。
通常は20個くらいの個数をご用意しておりますが、エリアによっては50~100個のご用意が必要なケースもあります。
メモワールしらゆりでは豊富な実績がございますので、担当者までお気軽にご相談ください。
豊富な実績はこちら
【家族葬が選ばれる理由】
家族葬を選択される理由もさまざまございますが、メモワールしらゆりで執り行ったご家族様からお聞きした理由の一部が次のようになります。
・家族葬=一般的な葬儀よりも費用が軽減することができるイメージがあったから。
・故人が高齢で兄弟や友人知人が既に亡くなっているため、少人数での規模の葬儀になるから。
・喪主が現役を退き、会社関係などのお参りの人数も少ないことが予想されるため、少人数規模の葬儀になるから。
・家を継ぐという習慣が薄れ、長男であっても親と同居しておらず、近所との付き合いも無いため、親族・親戚のみの葬儀になるから。
・「残された家族に自分の葬儀で経済的負担をかけたくない。」、「親族の会社関係の方などに自分の葬儀で気を遣ってお参りをしていただくことが申し訳ない。」などといった故人の遺言があったから。
家族葬のメリットやデメリットも含め、選択される前に事前相談していただくことをおすすめしています。
当社ではお電話、メールフォームからの事前相談や資料請求も受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
メールフォームからの事前相談はこちら
【富山市の家族葬の開式時間】
富山市の通常の家族葬は、一般葬と同様にお通夜と葬儀が執り行われます。
開式の時間は、ご当家、お寺、葬儀社とで日時を調整した上で決定されています。
一般葬などでは会社にお勤めの方のお参りを考慮し、午後7時からのお通夜が多く選択されますが、家族葬の場合には、そういった会社関係のお参りが無くなるので、時間を早めて午後5時、6時からのお通夜をされる方が増えています。
葬儀の時間については、午前中であれば10時、午後からであれば1時といった時間帯が多く選択されています。
【富山市の家族葬の割合】
富山市においても近年、家族葬の割合は増加傾向にあります。
公正取引委員会が全国の葬儀社を対象として調査した、2017年3月発行の『葬儀の取引に関する実態調査報告書』によると、
・火葬のみ行う直葬が5.5%
・家族葬が28.5%
の計34%の割合結果が出ております。
そして月刊誌『仏事』を出版する鎌倉新書による2015年の調査でも、
・火葬のみ行う直葬が5%
・家族葬が38%
の計43%の割合結果となっています。
付け加えますと、
公正取引委員会の調査では、会葬者数50人未満、鎌倉新書の調査では、会葬者数30人未満の葬儀を家族葬の定義としての数字です。
そしてこの調査結果は、全国の葬儀社を対象としたもので、東京などの大都市などではもっと比率が高いものと思われます。
富山市では、新聞のおくやみ欄(無料)で「葬儀は終了しました」と掲載されるご当家のほとんどがこの家族葬であると推測されますが、完全に掲載されないケースもあるため、富山市の正確な家族葬の割合はわかりませんが、
当メモワールしらゆりでは昨年から今年にかけて、
・火葬のみ行う直葬が3.5%
・家族葬が22.5%
の計26%の割合という数字が出ております。
全国平均から比べるとまだ割合比率が低いようにも思われますが、今後も増加していくことが予測されます。
【富山市の一日葬について】
近年、一日葬という言葉を耳にします。これは言葉の通り、通夜を行わず、葬儀・告別式だけを執り行うものです。
一日葬は家族葬に限らず、一般葬でも行われる形態ですが、ここ富山県富山市では家族葬でされる場合が多いようです。
一日葬を選択される理由としては、友引などのスケジュール的なことや、親族の肉体的・精神的な負担を考えて、というのがまず挙げられます。
そして意外とあるのが、県外で亡くなられた方が現地で火葬のみを行い、地元に帰ってこられてから骨葬を行うというケースです。
このような場合、通夜は行わず、一日葬で執り行うのが自然かと思われます。
特に富山県は売薬さんが多く、県外で宿を取り、そこを拠点に数ヶ月お客様宅を回っておられます。
そんな中、急に亡くなられた場合、亡くなられたところで火葬をし、故郷に戻ってから骨葬をするというケースが少なくありません。
売薬さんはお客様との信頼関係で成り立つ商売で、いわゆる定年というものも無いため、体の動くうちは、お客様のために多少無理をしてでも続けられる方が多いのかもしれません。
骨葬を含む一日葬ですが、メリットとしては、先に挙げたように、ご遺族・ご親族の皆様の肉体的・精神的負担が軽減されるということがございます。
そして、通夜にかかる費用を抑えられるのも大きいかもしれません。
もちろんデメリットもございます。
そもそも富山県では一日葬が一般的ではないので、ご親族の方の意見や菩提寺の方針などで、一日葬を行うのが難しい場合があるということです。
特に菩提寺の敷地内にお墓をお持ちのお宅では、無用なトラブルを防ぐという意味でも、ご住職の方針に合わせられた方が無難かと思われます。
費用の面についても、お通夜を行わないからといって、単純に葬儀費用が半分になるわけではごさいません。
費用の中には通夜・葬儀を通して使うものも多く、実際に抑えられる費用については確認が必要です。
一日葬などでのお見積もりなどのご相談がございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。
そして、お通夜を行わないことで、お参りができない方が増えるということもあります。
仕事をしておられる方には平日の日中のお参りが難しい場合もあり、そんな方にとってお通夜は故人とのお別れの大事な場となるため、後々『なんでお通夜しなかったの?』と不満の声が出ることも考えられます。
家族葬同様、この一日葬も近年生まれた新しい葬儀の形ではありますが、まだまだ一般的ではないこともあり、メリット・デメリットを知った上で選択されることが望ましいかと思います。
【富山市の一日葬の流れ】
一日葬は、お通夜を行わない葬儀形態となりますので、一般的な葬儀の流れとは異なる部分も若干出てきます。
亡くなられてからご遺体をご安置し、枕経(亡くなられて最初に上げるお経)を菩提寺に上げていただき、日程等の打ち合わせをさせていただくところまでは、通常の葬儀とは変わりません。
万が一の時には葬儀の形態に関わらず、葬儀をご依頼される葬儀社へご連絡して下さい。
富山市では通常、お通夜当日の夕方(15時か16時)に納棺となりますが、お通夜を行わない一日葬の場合でも、同じように葬儀の前日(通常のお通夜の日)行うことが多いようです。
葬儀当日の朝でも構わないのですが、どうしても慌ただしくなってしまいますので、前日に行う方が望ましいかと思います。
一晩お棺をご安置し、翌日、葬儀の開式2時間前には式場にご移棺いたします。
その後は通常の葬儀と変わりません。
富山市の場合ですが、ご葬儀の後、斎場(火葬場)へご出棺。火葬にかかる約2時間ほどの時間に、初七日法要・ご会食となります。
お時間になりましたら、お骨上げ、そして自宅に戻られましての還骨法要(お骨になって帰ってこられたという短いお経)にて、当日の仏事は終了です。
先に火葬を済ませる骨葬での一日葬の場合、ご葬儀が終わりましたら一般のご会葬者をお見送りし、そのまま初七日法要となりますので、斎場へ行くことはございません。
その後のご会食も、特別お骨上げなどの時間的な縛りもございませんので、頃合いを見て締めのご挨拶→解散となります。
以上が富山市の家族葬の特徴です。
富山市の葬儀について
- メモワールしらゆりの新型コロナ感染防止対策のページ
- メモワールしらゆりの新型コロナ感染防止対策のページ
一般的に、ご葬儀・お葬式の形式は、大きく分けて次の3種類となります。
富山市では以下のようにご説明することが多くなっています。
1.一般葬:通常のお通夜・告別式を行う葬儀・葬式の形式
2.家族葬:少人数でのご葬儀で、ご家族を中心としたごく親しい方々で見送る葬儀・葬式の形式
3.直葬(火葬のみ):宗教的な儀礼(お通夜・ご葬儀)を行わず、ご安置から火葬場へ向かい(出棺)、火葬をもって終了する形式
その他、富山市の葬儀の特色としては以下のように挙げられます。
①.富山市の平均葬儀費用
富山県富山市の平均葬儀費用は約163万(税別)となっております。
(出典:経済産業省「平成26年特定サービス産業実態調査」)
メモワールしらゆりでは、平均葬儀費用より安価なご葬儀をご用意しております。
- メモワールしらゆりのオリジナルご葬儀プランのページ
②.富山市の斎場・火葬場
富山市の斎場(火葬場)は、富山県富山市には富山霊園富山市斎場(西番斎場)・富山市北部斎場・富山市婦負斎場・富山市大沢野斎場の4箇所の斎場(火葬場)があります。
どの斎場(火葬場)を利用するかは、基本的に自由にお選び頂けますが、お客様のお住まいの場所によって便の良い斎場(火葬場)を選ぶことがほとんどです。
⇒詳しくは 「富山市の斎場・火葬場について」
⇒利用料金に関しては、地域によって異なるため、
こちらをクリックしてください。
③.富山市の宗旨・宗派
富山市での宗旨・宗派は、浄土真宗本願寺派/大谷派が多く、全体の約90%を占めているのが特徴です。
(メモワールしらゆり施行実績より)
④.お布施
富山市では、導師をつとめていただいたご住職に10万円以上をお包みすることが多くなっております。
副導師、脇導師のお寺様にはその約半分の金額をお包みすることが多いようです。
⇒詳しくは 「富山市のお布施について」
⑤.富山市の葬儀に関するしきたりや風習
同じ富山市であってもエリアによって、しきたりや風習がいろいろ異なります。
そのしきたり、風習が以下のようになります。
(1)ご遺体のご安置(北枕)について
ご遺体をご安置する時、よく「北枕(きたまくら)にする」という言葉を耳にされたことがあると思いますが、これはお釈迦様が亡くなった姿「頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)」頭を北、顔が西、右脇を下にしていたことに習っています。
しかし、ご自宅の間取りの都合上で北枕にできないケースも多くあります。
その場合は、ご遺体の正面になる方向を西と仮定して頭部が右になるようにご安置します。
富山市の水橋地区では「北枕」が必ずしも基準になるわけではなく、「仏壇」のある位置を基準にすることが多くなっています。
仏壇側に頭部の向きがくるようにし、足が仏壇に向かないように注意してご安置するのが一般的となっています。
(2)焼香銭
焼香時のお寺様のお香代として納めるお金のことで、一般的には焼香の際に100円程度をお盆の上に置きます。
富山市では通夜と初七日法要・回忌法要の時に行われますが、葬儀には行われません。
富山県の新川地区では自宅弔問時や通夜・葬儀・初七日法要・回忌法要すべてにおいて行われている地域もあります。
また県西部では通夜・葬儀には行われず、初七日法要・回忌法要の時だけ行われています。同じ県でも地域によってしきたりはさまざま異なります。
(3)しきぶり(訃報案内)
富山市水橋では"しきぶり"いわゆる訃報の案内紙を亡くなられるとすぐにご近所に配るエリアがございます。
これには故人名、故人年齢、故人住所、喪主名、亡くなった日、お通夜とご葬儀の日時、町内送迎バスの配車場所・出発時間などが記載されています。
用紙はB5サイズのものが用いられます。(以前はハガキサイズのもがよく用いられていました。)
配り方はエリアによってさまざまですが、ご町内によっては町内会長や班長が配るエリアもございます。
富山市水橋のみならず、富山県全域各所においてこの"しきぶり"を配る風習があるエリアがあります。
(4)新聞のお悔やみ欄掲載について
富山市では、新聞のお悔やみ欄に出される場合、掲載料は新聞社各社無料となっております。
新聞広告(通称:黒枠)については有料となります。
一般のご葬儀はお悔やみ欄に葬儀前に掲載いたしますが、家族葬の場合は葬儀終了後に「葬儀は終了しました」という通知をお悔やみ欄で行います。
直葬(火葬のみ)ではおくやみ欄の掲載を行うことは少なくなっております。
(5)お通夜菓子(お通夜返礼品)
富山県富山市にかかわらず富山県全域において、香典返し(会葬返礼品)とは別にお通夜の当日のみ、弔問者がお帰りの際にお通夜菓子をお渡しする風習があります。(地域によっては行われないエリアもございます。)
これには「弔問者にお茶も出さずに申し訳ございません。」といった気持ちが込められています。
お茶とお菓子の詰め合わせを小箱にセットされたものが渡されます。
お通夜菓子(お通夜返礼品)の金額は500~600円くらいの商品が多く選ばれます。(メモワールしらゆり施行実績より)
(6)通夜ぶるまい(お通夜食)
お通夜終了後に富山市ではご家族やご親戚などを中心に「通夜ぶるまい(お通夜食)」といった食事の席が設けれれています。
大皿のオードブルと助六寿しのセットがよく選ばれています。
メモワールしらゆりではオードブルの提供を旬彩ごちそうさん(富山市掛尾町)、一凛さん(富山市赤田)、お寿司の提供を栄寿司さん(富山市新庄)にお願いしております。
関東圏などの都市部では、焼香後に一般弔問者もお通夜食を順次食事して帰るといったこともあるようですが、富山市においてはそういった風習はございません。
(7)香典返し(会葬返礼品)
富山県富山市の場合、香典返し(会葬返礼品)は当日返しとなっております。
いただいた香典の金額にかかわらず、同一の返礼品をお返しとしてお渡しします。
香典の金額によって後日、半返しする(香典の金額の半分の金額を目安としてお返しをする)といった風習はございません。
香典返し(会葬返礼品)の金額は2,000~3,000円の商品が多く選ばれています。(メモワールしらゆり施行実績より)
(8)受付について
富山市水橋では、ご葬儀の受付の際に弔問者の住所・氏名を記帳する(会葬者芳名録)といった慣習はございません。
県外などでは受付で記帳する慣習のあるところも多くありますが、富山県全域においてもこの慣習はほとんどありません。
メモワールしらゆりでは会葬者芳名録を常にご準備させていただいておりますので、必要時にはすぐにご対応できるようになっております。
受付をする方は弔問者から香典を受け取ったら、弔問者に香典返し(会葬返礼品)をお渡します。
次に香典袋に通し番号を記入して隅に穴をあけます。その穴に糸を通して綴っていきます。
10~20の香典袋をひとまとめにして管理していきます。(それぞれ分担して受付が行なわれるとスムーズに進みます。)
香典を入れる箱(以和貴)や大型のバックを利用して移動する時も常に香典の管理をします。
最終的にする"香典開き"は、当日または翌日に基本的にはご身内だけで行います。
富山県の西部では、お通夜・ご葬儀共に香典をパソコンデータ管理している地域もございます。
弔問者の住所・氏名・香典金額まですべて当日にデータ入力されますので、ご葬儀後に"香典開き"する必要はありません。
(9)富山県の東部と西部ではお供物の数量が異なります
富山県では大きく分けると東部と西部とでは、ご親戚や会社関係などからお供えされるお供物(生花篭、果物篭、お菓子篭、まんじゅう篭、おけそく篭)の数量が異なります。
富山県西部では1対(2篭)が基本数量になっており、左右にそれぞれ同名の札を立ててお供えします。
富山県東部では1篭が基本数量になっており、富山市は東部に属しますので1篭単位のご発注で構いません。
理由は定かではありませんが、同じ富山県でも東西で数量が異なるため、行われる葬儀場または葬儀会社にあらかじめご確認されることをおすすめします。
(10)お供え物(供物)の順番について
ご葬儀を出された方が、皆さん頭を悩ませておられるのが、お供え物の並べる順番や御膳の席順ではないでしょうか。
富山県の中でも富山市を含む東側、通称呉東では、お供え物は一人一つが基本です。
そして、故人との関係性によって、お供えするものの種類が変わってきます。
お供え物には大きく分けて四種類ございます。
故人と非常に近しい関係の方が出される生花。
生花を出す方よりは近しくないご親戚の方は、おけそくや果物などの盛り籠。
お孫さんやひ孫さんなど年の若い方は、回転灯(回り灯籠)などの飾り物。
会社や町内会、各種団体様が出される花輪。
といった種類です。
その順番ですが、どのお供え物でも共通しているのは、故人から見て近い関係の方ほど祭壇に近い場所にお供えするということです。
あくまでも故人から見た関係性ですので、同じお宅でも、亡くなられたのがお父様なのかお母様なのかによって順番は異なります。
お父様であれば、父方のご親戚、お母様であれば、母方のご親戚が中心となってきます。
お供え物の中でも特に順番が大事になるのは生花だと思います。
故人と近しい方が出されるものでもありますし、式場でも一番目立つ位置に並ぶものでもあります。
生花を出す方の範囲がここまで、という明確な区切りがあるわけではございませんが、生花を出しておくべき関係性、というものはございますので、並べる順番に挙げてみます。
①故人のお子様(喪主は含まず)
②故人の兄弟・姉妹
③お家の本家
④故人の配偶者の実家
⑤喪主の奥様の実家(喪主がお子様の場合)
※喪主も何かお供えしたいということから、近年、喪主が喪主花(もしゅばな)と呼ばれるものをお供えするケースがここ富山市エリアでも増えてきました。
その場合、ご親族がお供えされる菊や百合をメインとした生花ではなく胡蝶蘭鉢をお供えする方が多くなっています。
当てはまる方がおられない項目もあるかもしれませんが、今挙げた関係性の方は、生花を出しておいた方がいいと思います。
それ以外の、故人の甥っ子さんや姪っ子さんなどは、盛り籠を出すのが一般的です。
何をお供えすればいいか分からない場合は、生花と盛り籠のバランスなどもあることですので、ご当家に確認されるのが望ましいかと思います。
(11)お供物をご葬儀後、弔問者に配る風習
富山県富山市にかかわらず富山県全域において、ご親戚や友人、会社関係からお供えされたお供物のお花・お菓子・果物・まんじゅう・おけそくをご葬儀後、弔問者に"おさがり"として配る風習があります。
あらかじめお菓子・果物・まんじゅう・おけそくなどを紙袋にセットされたものがよく配られます。同時に飾られていた生花篭のお花も配られます。
(12)初七日法要(骨上前法要・骨上後法要)
本来、命日から7日後に行われる初七日法要は、現在ではご葬儀当日に一緒に行われるのが全国的にも一般的になってきています。
富山県ではその初七日法要をお骨が上がる前にする場合と、お骨が上がった後にする2つのパターンがあります。
エリアで大きく分けますと、富山県東部では骨上げ前に初七日法要をし、富山県西部では骨上げ後に初七日法要が行われます。
富山県富山市は東部に属しており、骨上げ前に初七日法要が行われます。
午前10時のご葬儀であれば、午後2時にはすべての仏事儀式が終了します。
骨上げの時間を利用して初七日法要が行なわれるため、ご葬儀当日にかかる時間がかなり短縮できるというメリットがあります。
(13)初七日法要後の会席料理の種類について
富山市水橋ではご葬儀当日に行われる初七日法要後の会席料理に約95%の方が精進料理(肉や魚などが入らない料理)を選択されています。(メモワールしらゆり施行実績より)
和のみ又は和洋の精進料理がよく選ばれております。
メモワールしらゆりでは会席料理の提供を旬彩ごちそうさん(富山市掛尾町)、一凛さん(富山市赤田)にお願いしております。
逆に関東圏の都市部での初七日法要後の会席料理は約95%の方が混合料理(肉や魚などが入る料理)を選択されているようです。
⇒法要料理の種類については 「法要料理のご案内」
(14)初七日法要の引出物について
地域によっても異なりますが、ここ富山市東部エリアでは、初七日法要後にご寺院様やご親戚の方々におけそく、まんじゅう、砂糖、カステラ、果物、2,500~3,000円くらいの乾物を何か1つ手提げ袋に入れ、引出物として1世帯に1セットずつお渡しすることが慣習となっております。
メモワールしらゆりでは、あらかじめセットになった法要引出物菓子セットもございますが、お客様のご要望に応じて組み合わせも自由に変更していただくことが可能です。
⇒引出物の種類については 「引出物菓子のご案内」
(15)富山市のご葬儀に使用される骨壺について
富山市のご葬儀で使用される骨壺は、素焼きの9寸タイプのものが多く利用されています。
他県と比較してもかなり大きいサイズになります。
これはお墓のサイズ自体が大きいことからきているものだと思われます。
一般的にはお寺様が骨壺に故人の法名・俗名・住所・年齢などを筆で書き入れます。
そのため素焼きタイプのものが多く使われています。
富山市のみにかかわらず、富山県全域で比較的大きなサイズの骨壺が使われており、地域によっては1尺サイズの骨壺を使用している地域もございます。
当社ではサイズの小さなものや陶器タイプのものなど、さまざまな種類の骨壺をご用意することもできますので、お気軽にお問い合わせください。
(16)富山市のご葬儀での収骨(骨拾い)方法について
メモワールしらゆりでは、火葬した後に骨壺にご遺骨を入れる収骨(骨拾い)をホール式場内で行う方法を取り入れております。
骨上げの時間に合わせて当社スタッフが火葬場からご遺骨を桐箱に入れて当ホールまでご移動いたします。
ご家族とご親戚の方で時間を気にせずに当ホールで収骨をしていただくことができます。
メリットとしましては、まず会食の時間をゆっくりとお過ごしいただけることです。
火葬の骨上げ時間に合わせて火葬場に行かなくて済みますので、会食の時間を長くとることができます。
そしてバスの往復の費用が1往復分減ることにより、経済的ご負担も軽減できるといったこともあります。
もちろん、従来通りの火葬場での収骨も可能ですのでお気軽にご相談ください。
(17)還骨勤行(かんこつごんぎょう)について
ご葬儀が終了して親族で骨壺に収骨した後、お骨になって自宅に帰ってきた故人を追悼する儀式を還骨勤行といいます。
葬儀式場でのすべての儀式が終了した後、お寺様が故人のご自宅に向かい、最後にするお勤めのことを指します。
49日法要の納骨までの期間はご自宅に後飾り祭壇を設置しますが、そこにご遺骨・遺影写真・位牌を安置し、お寺様に還骨勤行をしていただきます。
富山県西部ではこの還骨勤行が行なわれることがあまりないようですが、富山県東部では一般的に行われることが多いです。
時間的には5分くらいの短いお勤めとなります。ほんとうに近い親族のみで行われることが多くなっています。
(18)富山市の友引の日のご葬儀について
全国的に存在するしきたりのようですが、「友引」という字が、友を引いていってしまう(身近な人を立て続けに亡くなる)ことを連想させてしまうことから、ここ富山市においても一般的にはご葬儀は行いません。
富山市の斎場もすべて休館になっております。
仏教の概念ではありませんので、友引にご葬儀を行うことは特に問題があるわけではございません。
ご当家の希望で日程が優先される場合は、友引の日でもご葬儀を行う場合があります。
その際は滑川市斎場での火葬場使用許可申請をしてご葬儀を行います。
富山市役所へ死亡届、住民異動届を提出し、その後に滑川市役所へ火葬場使用許可申請を提出するといった手続きが必要になります。
火葬料金については、滑川市在住の方は5,000円、それ以外の方は35,000円が必要になります。
すべての手続きはメモワールしらゆりの担当者が代行して行いますので、お気軽にご相談ください。
(19)富山市の葬儀後のお礼について
葬儀後にしなくてはならないことで、役所等での手続きももちろんなのですが、忘れてはいけないのがお世話になった方々へのお礼です。
・お寺様へのお礼
富山市では、ご葬儀の際にお寺様からご本尊をお迎えし、多くの場合は初七日まで自宅に掛けておき、当日もしくは翌日にお返しに行きます。
もしまだお布施をお渡ししていない場合はそのタイミングでお布施や仏礼(ご本尊や七條のお礼)等をお渡しし、すでにお布施はお渡ししておられる場合はそれ以外のお礼をお渡しします。
その際には菓子折なども持参されるとより丁寧かと思います。
・ご町内の方へのお礼
富山市ではここ水橋を始め、ご葬儀の受付を町内の方がされる地域は多く、そのお礼も必要です。
お礼の中身については、その町内でのしきたりがあるので、何か決まった形があるわけではございません。しきたり以上の過剰なお礼は逆にトラブルの元となりますので、町内会長さんなどご存知の方に聞いてからされるのがいいと思います。
・職場へのお礼
故人様が現役でお仕事をされていた場合はもちろんのこと、ご葬儀で休みをいただいた職場へもお礼は必要かと思います。
ご葬儀の際のお供物のお下がりなどでもいいのですが、それとは別にきちんとした菓子折を持っていくのが良いでしょう。
今挙げた方以外でも、お世話になった友人などお礼・挨拶に伺うべき方はおられるかと思います。
ご葬儀は、皆様のお気持ち・ご協力があって成り立つものでもございます。挨拶回りはなるべく早く伺うようにされると良いでしょう。
(20)富山市水橋地区の百か日法要について
富山県富山市水橋地区では、亡くなった日を数えて35日~49日の間のご親戚が集まりやすい週末の土日などを利用し、49日法要を執り行います。
全国的には100日目に執り行う百か日法要が行われているところもありますが、富山市水橋地区ではほとんどが行いません。
49日法要が終われば1周忌まで法要は行なわれないのが一般的です。
(21)富山市の報恩講(ほうおんこう)について
報恩講(ほうおんこう)とは浄土真宗の開祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)の命日(11/28)の前後に毎年行われる法要のことを言います。
真宗王国である富山県では特に重要視されています。
富山県富山市では例年、11/28を中心に秋口から年末にかけて各寺院でも行われますが、お寺が一般家庭の各家々を回りお勤めをします。
富山弁では「ほんこはん」などとも言われています。
本山(西本願寺)のある関西方面などでは、1/16(旧暦の11/28が現在の1/16にあたる)の後に報恩講が行なわれることが一般的に多いようです。
「報恩」は恩に報いる、「講」は集いという意味をもちます。
報恩講の恩は、生きるよりどころを教えてくださった仏さまやさまざまな方々への恩のことです。
さまざまな恩に対して感謝し報いる、そんな想いを年に一度確かめ振り返るために集うといったことにあるともされています。
(22)富山県の方言"ごんげはん"について
比較的ご年配の方がお寺様に「ごんげはん」と呼んでおられるのを聞いたことはないでしょうか。
ここ富山県では、主に浄土真宗のお寺のご住職のことを「ごんげはん」と呼んでいます。
聞いたことはなくても、その場の状況から「ごんげはん」がお寺様のことを指しているのはなんとなく分かると思います。
では何故「ごんげはん」なのでしょうか。
諸説あるかと思いますが、『お寺を預かる主』という意味の『院主(いんじゅ)』もしくは『お寺を敬った言い方』である『院家寺(いんげじ)』から来ているのではないかと言われています。
元々「ごいんじゅさん・ごいんげさん」と言われていた言葉が変化したことで「ごんげはん」となったのでしょう。
(23)富山県の方言"おぼくはん"について
富山県は真宗王国とも呼ばれ、その9割が浄土真宗の門徒だとも言われています。
浄土真宗は大きく分けて浄土真宗本願寺派(通称お西)と真宗大谷派(通称お東)があり、仏飯の盛り方にも違いがあります。
お西の仏飯は、蓮の花をイメージした山のような形で盛り、お東の仏飯は盛糟(もっそう)という道具を使い、蓮の実をイメージした円柱形に盛ります。
富山では仏飯のことを「おぼくさん」もしくは「おぼくはん」と言います。
これは元々仏様にお供えするご飯のことを指す「御仏供(おぶく)」が訛(なま)ったものだと考えられ、富山県だけではなく、石川県や愛知県などでもそう呼ぶようです。
(24)お通夜・ご葬儀の開式時間について
まずはお通夜ですが、会社関係のお参りが予想される場合は、仕事を終えてからお参りがしやすいように午後7時からのお通夜が一般的です。
皆さん現役を退いておられ、お参りの中心がご親族・ご町内の場合。また土日がお通夜の場合は午後6時のお通夜も多く見られます。
ご葬儀については午前10時からが最も多く、午後からのご葬儀の場合は午後1時からが一般的です。
富山市の斎場(火葬場)は、最終の火葬が午後2時半となりますので、葬儀の開式は遅くとも午後1時半からでお願いしています。
以上が富山県富山市の葬儀の特徴となっています。