2018年9月12日

いざという時困らないために...

こんにちは。富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

最近、来館特典キャンペーンの効果もあってか、来館・相談・入会される方が増えた気がします。
具体的に心配な方がおられる場合もあれば、できるうちに終活を、という方もいらっしゃいます。

その中で、終活と言っても何をすればいいのか分からない、という声も多く聞きます。
そこで、ここに興味深い調査結果があります。
遺影写真の加工作成サービスの大手、アスカネットが2018年に行った調査なのですが、『喪主として葬儀を出した際に困ったこと』のランキングです。

その結果が
1位が『関係者への訃報の連絡』
2位が『遺影写真の原板選び』
3位が『参列者のリスト作成』
ということでした。

この中で準備をしておけるものというと、1位と2位がそれかもしれません。
特に1位の訃報連絡については、若い喪主世代の方だと最近は両親と同居していないことも多く、親戚や故人の交友関係についてよく知らないケースもあり、お困りになっておられるのを私もよく見ます。

危篤の知らせを受けたら最優先で連絡する近いご親戚。
亡くなられた際にお迎えを依頼する葬儀社。
葬儀の日程が決まったら連絡する遠い親戚や友人知人。

箇条書きでも結構ですので、書き出しておくといいでしょう。これは一般葬であっても家族葬であっても同じです。

そして家族葬をお考えの方はその旨を周囲の方に伝えておくことも重要です。
ここ富山県富山市では、以前より増えてきたとはいえ、まだまだ一般葬の方が多く、家族葬に対して良くない感情をお持ちの方もいらっしゃいます。ご家族が家族葬を考えておられても、親戚の方の鶴の一声で一般葬に...というケースも少なくありません。
一般葬、家族葬、それぞれにメリットデメリットがあり、どちらがいいというわけではありませんが、特に家族葬を希望される場合は周囲の理解を得ておかれることが大事だと思います。

当メモワールしらゆりでは、私も含め、事前相談員の資格を持った者もおりますので、またお気軽にご相談ください。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎