2020年5月19日

伝えることの大切さ

tutaerukotonotaisetusa.pngこんにちは、メモワールしらゆりの菅野です。

わたしは、この仕事に就いて難しいと感じたことがあります。
それは「言葉の伝え方」です。
伝え方には、その人その人に合った言い回しがあり、
理解してもらうためには、相手に分かりやすく説明する必要があります。

言葉の言い回しや微妙なニュアンスで伝えることができないと、相手にとても不快感を与えてしまうことがあります。
実際、仕事をしていて「あの時こうゆう言い方をしていれば良かった...」と思うことが多々あります。その度に伝えるって難しいなぁと痛感させられます。

わたしにはお手本になる先輩方がたくさんいますので、いい所をたくさん吸収して、多くの言葉の伝え方を学んでいきたいと思っています。

そしてご遺族の方に少しでも安心してご葬儀をあげていただくために、まだまだ勉強していき、日々精進して経験を重ねていこうと思います。
困っている方が居れば、自分から積極的にお声掛けできるような対応をしていきたいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美

2020年5月16日

榊(さかき)について

こんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

今回は、先日のブログ「葬儀と樒(しきみ)」でも触れていた「榊(さかき)」についてのお話です。

秋になっても葉が落ちず、一年中緑色の葉をつけている常緑樹。常緑樹は古来より神事では欠かせない植物で、古くは古事記や日本書紀などにもその記載があります。

名前の由来も、神事に使われていたことから、神と人の境にある木→境木→「さかき」となった説。
また、一年中緑の葉をつけることから、栄える木→栄木→「さかき」となった説などがあります。
漢字では木偏に神と書きますが、これは日本で作られた漢字で、そのまま『神事で使う木」という意味です。

元々は特定の植物を指した名称ではなく、神事に使っていた常緑樹をそう呼んでいたのが、のちに固有の植物の名前となったそうです。
ですので、同じ「榊」と言っても地域によって異なり、「榊」だと思っていたものがそうではなかった、という現象が起きるのです。
ツバキや楠、中には杉を「榊」と呼んでいた所もあるそうです。
そういった事情から、現在榊と呼ばれている植物を「本榊(ほんさかき)」や「真榊(まさかき)」などと言うようになりました。

榊は比較的暖かい地域で自生するそうで、西日本では榊を使い、東日本では同じツバキ科の常緑樹であるヒサカキを使うことが多いようです。
葉の縁が滑らかなのが榊で、ギザギザしているのがヒサカキという違いがあります。
先ほど触れたように、元々どちらが本物というわけでもないようですので、手に入りやすい方で結構です。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2020年5月11日

引出物の中の砂糖について

satounituite.pngこんにちは、メモワールしらゆりの杉田です。

ご葬儀やご法要でのお供え物、または引出物の中に「砂糖」が入っているのを見られたことがある方は多くいらっしゃると思います。
メモワールしらゆりでも式場祭壇には落雁(らくがん)、ご用意させていただきます引出物セットの中には砂糖が入っています。
なぜ、砂糖が入っているかご存知でしょうか。

引出物に砂糖を入れる理由の1つ目は「消えもの」が良いとされているからです。
消えものとは、食べてなくなるもの、または使うことによってなくなるものを指して、悲しみをあとに残さないという気遣いからきている慣例で、すぐに使わない場合でも保管することができるものが多いです。

理由の2つ目は、白い砂糖はその昔、なかなか手に入らない高級品だったからです。
また、砂糖の白色は人が亡くなられた後に着る白装束を表し、純粋な魂で旅立つという意味をもっているそうです。
最近では、簡単に手に入るがゆえに、「砂糖は重たいから...」と避けられる方もおられますが、元来の習わしを大切に砂糖をお使いになられますことをオススメいたします。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 杉田 高央

2020年5月10日

印象的なご葬儀

innshoutekinagosougi.pngこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

先日、家族葬を担当させていただいた時のことです。
喪主様は故人の旦那様でした。
とにかく普通に、シンプルに、という喪主様で、打ち合わせもほとんど必要ないくらいに問題無く進んでいきました。

そんな喪主様ですが、1つだけこだわりがありました。
それはお棺を花で埋め尽くしてあげたい、というものでした。

メモワールしらゆりではご出棺の際、お棺の蓋を開け、ご親戚の方にお顔の周りにお花を入れていただいています。
それをお顔の周りだけでなく、足元まで全てお花を入れてあげたいというのです。お花が大好きな奥様だったそうです。

通常のお花入れの数倍のお花を用意し、お供物の生花や祭壇の花も全てお棺に入れていただきました。
お棺の布団が見えなくなるくらいのたくさんのお花。
最後にお棺を閉じる際、喪主様がひと言
『良かったな』
とつぶやいておられたのが大変印象的でした。

メモワールしらゆりがオープンしてからもうすぐ14年。
ここ水橋を含む富山市、そして近隣の滑川市や上市町・舟橋村を中心に1,400件近くのご葬儀をお手伝いさせていただきましたが、1つとして同じ葬儀はございませんでした。
これからもお客様のお気持ちを第一に努めてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

来館されての事前相談や電話やメールでのお問い合わせなど随時承っております。お気軽にご相談下さい。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2020年5月 6日

新型コロナ感染防止対策としてスタッフが今していること

★メモワールしらゆりスタッフが新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてしていること★
jizennsoudannmajikiri2.png◎自宅を出る時は必ずマスク着用する。
◎会社の出入り口に消毒用アルコールがあるので出勤時、外出後必ず手指などを消毒する。
◎会館内の触れる場所のアルコール清掃の徹底
◎お客様との打ち合わせがある場合は、ご自宅に入る前に携帯用のアルコール消毒液で毎回必ず手指の消毒をする。
◎自宅待機時はもちろんのこと、休みの日もよほどのことがない限り外出はしない。

そしてメモワールしらゆりでは、会館内にお客様と打ち合わせや事前相談などができるスペースがあります。
打ち合わせや事前相談などをする時は、どうしても対面での面談になってしまいます。そこでその飛沫感染防止対策として、ビニールシートで間仕切りをさせていただいております。

感染しない事が何より大切なことなのですが、もしも自分が感染していて自覚症状が無かった場合にも、これだけ徹底していれば他人になるべくうつさないことができると思っています。
まだまだ先は見えませんが、これからも新型コロナウイルス感染拡大防止につとめていきたいと思います。

【『新型コロナ感染対策』の家族葬】についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2020年5月 5日

普通救命講習を受講してきました。

hutuukyuumeikoushuu.pngこんにちは、メモワールしらゆりの鷲平です。

先日、水橋消防署にて普通救命講習に参加しました。
救命の実態や市民が参加する意義などを座学で学んだ後は、心肺蘇生法の手順から始まり、周囲の人への応援の要請、呼吸の確認方法、胸骨圧迫、気道確保からの人工呼吸、AEDの使用までモデルの人形や練習用AEDを使い、他の参加者の方と連携して実技講習を受講させていただきました。

実際にお通夜、ご葬儀の最中に突然気分が悪くなり、救急車を呼ぶといったことが何度もありました。
救急車が到着するまで横になって休んでいただいたり、水を差し上げたりすることなどは経験がありましたが、心肺蘇生を行って救急車を待つといったことがありませんでしたので、今回の受講はとてもいい経験をさせていただきました。。

なるべくならそういった場面がこの先も無い方がいいのですが、いざという時のために何年かに一度はコンスタントに受講していきたいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 鷲平 巌

2020年5月 4日

端午(たんご)の節句について

tanngonosekku.pngこんにちは、メモワールしらゆりの杉田です。

今年もゴールデンウィークを迎えますが、コロナウイルスの影響もあり旅行などの外出はできませんね。
良くないニュースが続きますが、運気を上げる春のしきたりとして5月5日に端午の節句があります。
「端」とは「はじめ」という意味で、「午」とは「旧暦の五月」を意味します。

もともとは「女性が身を清める日」という意味があったそうですが、江戸時代からは世を継ぐ男の子の健やかな成長を願うという意味から男の子のしきたりとなったそうです。
男の子の身を守るお守りとして、病気や事故などの厄をはらい、成長と立身出世を願い鎧兜や五月人形を飾ったり、鯉のぼりをあげます。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 杉田 高央

2020年5月 2日

おけそくについて

okesokukagomori.pngこんにちは、メモワールしらゆりの杉田です。

みなさんは、「おけそく」とは何かご存知ですか?
おけそくは、ご葬儀やご法事、お盆などの際に丸餅を重ね盛りして仏前にお供えするもので、漢字では「御華束」と書きます。
こうして漢字で見てみると、お餅で花を表現しているようにも見えますね。

おけそくの盛り方にはいくつか種類があるようですが特別な決まりはなく、見た目でバランスがとれていればそれで大丈夫です。
また、おけそくの個数についても奇数盛りや偶数盛りといったことについては特に決まりはありません。

メモワールしらゆりでは、おけそくをはじめとしたお供え物のご注文を1個単位でお受けしております。
どうぞご利用くださいませ。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 杉田 高央

2020年5月 1日

数え年とは.....

kazoedositoha.pngこんにちは、メモワールしらゆりの菅野です。
今日は数え年についてお話します。

普段は満年齢で記入したり数えたりすると思いますが、
七五三、厄年、長寿のお祝い事の節目で「還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿」などでは数え年で行われることが多いです。

数え年とは、昔日本で使われていた年齢の数え方になり、
ご年配の方の中には、今でも年齢を聞かれると数え年で答える方もいるそうです。

生まれた年を1歳として、新年の度に1つ加えて数えていく年齢を言います。母親の胎内にいる期間を0歳の期間とし、毎年1月1日に神様や仏様から「歳をいただく」という考え方のようです。昔は子供の人数も多く、1人1人の誕生日を把握しお祝いするのも大変だったからとも言われています。

あまり使用する機会のない数え年ですが、数え方で迷われた際は、
誕生日を迎えられる前だと、
満年齢+2歳となり、
誕生日後になりますと+1歳となります。

参考にしていただければと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美