2017年10月23日

"友引"について

tomobikinituite.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。今月で入社してちょうど一年が経ちました。葬儀業界に入ってから気にするようになったことがあります。それは友引の日です。
富山市では友引の日は火葬場が休みなので基本的に葬儀はしないのですが、なぜそのようになったのか気になって調べてみました。
もともとは中国で生まれた「六曜(ろくよう)」という思想が日本に伝わりその日の吉凶や運勢を知るために庶民の間で用いられるようになったそうです。
しかし、「六曜」の中で友引の日は本来「勝負をしても勝ち負けの勝敗が決まらない日」という意味と「凶禍や厄事が友人に及ぶ影響がある方角」という意味であり、「友を引く」という意味は本来の意味ではなく、日本人がその字面から葬儀を避けるようになっていったのだそうです。
いかにも日本人らしい経緯があって現在に至っているのですね。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2017年10月17日

骨壺

kotugame.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。
今日、お墓の整理をしていて骨壺が割れてしまったということで当ホールに骨壺を買いに来られたお客様がいらっしゃいました。
私はこれまで素焼きの骨壺しか見たことがなかったのでそれが当たり前だと思っていましたが、水谷支配人のお話では素焼きの骨壺を使うのは北陸地方ぐらいで、他県では陶器の骨壺を使うのが多いそうです。
そして北陸では骨壺に直接お寺様が法名や住所等を書かれますが、他県ではそうしないで蓋の裏などに書かれるというお話しでした。
「地域によって葬儀に使う道具も違うのだな」と勉強になりました。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2017年10月11日

神無月

kannnaduki.pngこんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。
10月に入り、いよいよ秋本番。最近はそうでもありませんが、ここ富山は比較的雪の多い地域ということもあり、今から心配しています。

さて、10月は旧暦で神無月(かんなづき)とも言います。
名前の由来については諸説ありますが、1番有名なものが
『10月は全国の神様が島根県の出雲大社で行われる会議に出かけてしまうため、神様が居なくなるから』
というものでしょう。
逆に島根県では全国の神様が集まるので神在月(かみありつき)と言うそうです。

その会議では、主に人のご縁について話し合われていると言われています。そのため出雲大社は縁結びの神社としても有名です。
その他にも翌年の天候や農作物の出来についても決めているそうで、できれば毎年豊作にしてほしいところです(笑)

でも島根県以外の地域の神様がいなくなるとその土地の人が困るので、ちゃんとお留守番をされる神様も存在します。地域によって異なるようですが、その留守番神の代表が恵比寿様です。
このことから、神無月には恵比寿講という、恵比寿様に感謝しお祭りする行事が行われます。

実際の神無月は旧暦なのでまだ少し先ですが、知っておかれると面白いのではないでしょうか。=

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2017年10月 7日

年回忌法要について

houjinituite.pngこんにちは。メモワールしらゆりの鷲平です。
今回は、年回忌法要についてお話させていただきます。
死亡した同月同日の命日を「祥月命日」(しょうつきめいにち)と言い、毎月の死亡した日と同じ月を「月忌」(がっき)と呼びます。年回忌法要は祥月命日に行う法要です。
死亡した翌年に行うのが「一周忌」、その1年後が「三回忌」で、以降は亡くなった年を含めて数え、「七回忌」「十三回忌」「十七回忌」と続きます。
一周忌は、近親者や友人・知人などを招いて行います。故人亡きあとの遺族の様子を知ってもらう意味もあります。
一般的に、三回忌から七回忌以降は、しだいに招く人をしぼり、内輪で営むようになります。
宗派にもよりますが、三十三回忌、または五十回忌で切り上げることがほとんだで、これを「弔い上げ」と呼び、より多くの近親者を招く例が見受けられます。その後は先祖代々と併せて法要を営みます。

メモワールしらゆりでは回忌法要の会食、引出物、仏花、お供え物、ローソクなどの手配もさせていただいております。いつでもお気軽にお電話またはご来館ください。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 鷲平 巌

2017年10月 3日

富山市の家族葬について

kazokusoumissouchokusou.pngこんにちは、メモワールしらゆりの川端です。
最近、家族葬を希望されるご遺族の方が増えてきています。
家族葬は、ご家族をはじめ、ごく親しい友人だけで行い、葬儀の準備や会葬に追われることなく、ゆっくりと故人をしのぶことができるというメリットがあります。
でも限られた間柄の人だけの見送りとなるため、世間体を重んじる親戚などからは同意を得られないこともあるようです。
家族葬で行いたいと、希望されるご家族の中には『亡くなった父の遺言なので』と相談されることがあります。
ですので、エンディングノートなどで元気なうちに
①喪主が誰になるのか
②葬儀社はどこにするのか
③宗教はどうするのか
④不幸を知らせる範囲
⑤香典、供物、供花は受け取るのか
⑥死亡通知(新聞の無料掲載のお悔やみ欄)
など決めておいてもいいと思います。
メモワールしらゆりでは、家族葬や無宗教葬、習慣や伝統にこだわらない自由なお葬式など色々とお手伝い出来ますので、いつでもお気軽にご相談下さい。

▶「家族葬プラン」についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2017年10月 1日

事前にお墓を建てるのは...?

kueissho.pngこんにちは、メモワールしらゆりの川端です。
先日、富山市水橋地区で営業をしている時にお客様とお墓についてのお話をしていたのですが...
そのお宅では、まだお墓を建てておられないとのことで、『元気なうちにお墓を購入しないとな~。』と言っておられました。
そこで少しアドバイスさせていただいたのですが、『まず肝心なことは、どこにどのようなお墓を建てるのか。そして予算はいくらで、またそのお墓を引き継ぐのは誰なのかを優先的に考えておくといいと思いますよ。』と、『それと公営墓地は遺骨がないと申し込みできませんが、民営墓地は生前購入も可能です。』と言うお話をさせていただきました。
そしたら、「生前墓って縁起が悪いって聞いたことあるんだけど~」と言われたのですが...。
昔は生きているうちにお墓を建てると早死にすると言われていたそうです。
しかし、生前墓は「寿」という文字が使われることからも、仏教的には功徳の高い行為であり、縁起がよいとされています。
早死にという言い伝えは迷信だと思います。とのお話をさせていただきました。

ご参考にしていただければ幸いです。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和