2020年4月30日

「最近の法要はどのように行われているか...?」について

kaisoushayoushoukou.pngメモワールしらゆりの川端です。

最近の49日法要や回忌法要などについてですが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、「密閉」「密集」「密接」の三密を避け、ご親戚が法要になかなか集まりにくくなってきています。
法要をされるお客様から、「逆に親戚に声をかけてもいいものなのか?」とご相談されるケースが増えてきています。

ご自宅などで法要が行われる場合、どうしても「密閉」の空間に多数の人が集まり「密集」し、さらに会話を近くでかわす「密接」な状態をつくってしまうこととなりますので、多数のご親戚を招いての法要はおすすめすることはできません。
ご自宅での法要をされる場合は、ごく限られた少人数のご家族で行われるのが望ましいかと思われます。
法要後に通常行われる会食は避け、折詰料理やお寿司折などのお持ち帰り用を引出物と一緒にお渡しするのが、最近の法要では一般的になってきています。

法要で必要になるものを、通常であれば対面で打ち合わせをさせていただいておりますが、お電話のみでのやりとりでご準備をさせていただくケースも最近ではございます。
納品につきましても納品場所をあらかじめご指定いただけましたら、スタッフと対面せずに納品することができます。

「メモワールしらゆりのホールでの法要であれば安心です。」などとまでは言うことは出来ませんが、少なくとも「密閉」な空間は避けることができます。
ホール内は天井も高く、充分な換気ができる吸排気システムも装備しており、座席につきましても間隔をあけて、「密接」にならないようにご対応させていただいております。

ロビー前にはアルコール消毒液を設置しており、ご自由に利用していただけます。さらにマスクを着用されていないご来館者につきましては、マスクを無料で提供するサービスも実施しています。
会食については自宅で行われる場合と同様、折詰料理やお寿司折などを引出物と一緒にお持ち帰りいただくスタイルをお勧めしております。

このようにメモワールしらゆりでは、さまざまな新型コロナウィルス感染拡大防止対策をしております。
法要でお困りなことなどがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

【『新型コロナ感染対策』の家族葬】についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2020年4月29日

諸行無常(しょぎょうむじょう)とは

shogyoumujyou2.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。

新型コロナウイルスの影響で、日本全国に緊急事態宣言が発令されてから当社でも一部在宅勤務を行っております。
仕事でも休日でも自宅にいることが多くなり、自分自身と向き合う時間が多くなりました。

仏教の最も大事な3つの教えの1つに「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という言葉があります。
諸行無常とは世界のあらゆる事物は常に変化し続けるもので、永遠ということはないという意味を表す言葉です。

今回の新型コロナウイルスによって社会全体が今までとは一変してしまいました。誰もこんなことになるとは思っていなかったでしょう。
私も世の中は諸行無常であるということを痛感させられました。と同時に今まで普通の日常生活を送れていたことがとてもありがたいことだったのだなあということに気付くこともできました。
今はまだ先の見えない状況ですが、当たり前の日常にこそ幸せはある、とそう思ってこの自粛生活を乗りきっていきたいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2020年4月28日

お布施について

ohusenituite.pngこんにちは、メモワールしらゆりの菅野です。

今日はご葬儀やご法要の際にご寺院様にお渡しするお布施についてお話します。

お布施は「布を施す」と書きます。
その由来はインドからきており、僧侶が説法をしながら回っていたところ、一軒の貧しいお家に出会います。
そのお家は貧しさゆえに何のお礼もできない為、薄汚れた布をお礼として渡したところ、僧侶はその布を受け取って袈裟をつくりました。
ここからお布施という言葉が生まれたそうです。

お布施をご用意されますとき、封筒にお札を入れる向きについて悩まれる方も少なくないと思います。
お札の正しい入れ方は、肖像画が印刷されている方を封筒の表に来るように入れます。
封を開けた時、僧侶の正面に福沢諭吉の肖像画が見えるように入れましょう。

一般的に香典とは反対の入れ方になります。
また、ご用意されますお札は新札がいいとされています。
新札がない場合は比較的綺麗なお札をご用意ください。

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美

2020年4月25日

人の想いを大切に

hitonoomoiwotaisetuni.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。

以前、私がご葬儀を担当させていただいた中で印象深い出来事があります。
配偶者を先に亡くされて身寄りのないご兄弟の葬儀をあげられた方です。

メモワールしらゆりでは基本的には一人の担当者が最初から最後までご葬儀を担当しており、火葬場へ行く際の霊柩車の運転も担当者がしています。その際、基本的には喪主様が助手席に乗られていて、葬儀が終わったという安心感からか心の内をお話してくださることが多いのです。
その時に仰られたのが「兄弟を亡くして悲しい気持ちはあるけれど、これで安心しました。」という言葉でした。

私は最初この言葉の意味がよくわかりませんでした。しかし、お話を聞いていくとこの方が病気を抱えていて自分自身が兄弟より先に亡くなってしまうかもしれないという不安、そうなった場合に自分の子供達に迷惑をかけてしまうという心配、唯一の肉親である自分が兄弟の最期を送ってあげないといけないという使命感、色々な想いがあってこの言葉になったということがわかりました。

人は日々色々な想いを抱えながら生きています。お客様の葬儀に対するご希望をしっかり伺うことだけでなく、こういった人の想いも含めてお客様と接していきたい、大切にしていきたい、そう思わされた出来事でした。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2020年4月24日

葬儀と樒

sougitosikimi.pngこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

今日は仏式の葬儀で欠かせない樒(しきみ)について触れたいと思います。

ご当家の床の間やお仏壇に樒を飾り付けていると、ご親戚の方などからよく
「それ『榊(さかき)け?」
と聞かれます。

神棚に飾る榊はご存知の方も多いのですが、この樒は多くの方が葬儀の時にしか見る機会がなく、また同じような色形をしていますので、混同されるのも無理はないと思います。

富山県では一般的に通夜葬儀の際、自宅のお仏壇や床の間飾りなどに色花ではなく、この樒を立てます。
これはインド・中国から仏教が伝わって後、日本で生まれた風習です。

昔は今のように火葬の習慣も無く、またドライアイスのようなご遺体を保全する技術もありませんでした。
そのためご遺体から発生する臭気も強く、土葬した際にその匂いを嗅ぎつけて野犬などが墓を荒らすということがございました。

樒の葉は香りが強く、その実には強い毒性があります。「毒物及び劇物取締法」という法律の中で、植物で唯一の劇物指定されているほどです。
樒の名前の由来も、実に毒が含まれていることから「悪しき実」が転じて「しきみ」となったとも言われています。

そのため、昔の人はその強い香りが死臭を消し、その有毒性が獣から墓や遺体を守ると考えたのではないでしょうか。

今では火葬が当たり前ですし、保全技術の進歩により、昔ほど匂いなどが気になることはないのかもしれません。
しかしながら、亡くなられた後も故人の尊厳を守るために生まれたこの習慣。必要の有無ではなく、大切な習慣としてこれからも守っていきたいものです。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2020年4月22日

自宅での過ごし方

jitakudenosugosikata.pngこんにちは、
メモワールしらゆりの菅野です。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
富山県の方でも自粛要請が発表されました。
その為、自宅で過ごされている方が増えてきていると思います。

みなさんはどうお過ごしでしょうか?
何をして過ごせばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

私事になりますが、先日からユーキャンのボールペン講座を始めました。
仕事上、書類を書いたりメモを残したりすることが多いのと、書くことは伝えるコミュニケーションで大事なことだと感じ綺麗に書けるようになりたいと思ったからです。
実際始めてみると、文字を意識して書いたことがなかった為に、長年の癖が出てお手本通りに書くことが
なかなか難しいものでした。
練習の成果が出て
綺麗になったねと言われると嬉しいものです。

外出自粛で自宅での生活を余儀なくされていますがこの時間を有効に
自分のスキルアップに繋げてみるのも
いいかもしれません。

【『新型コロナ感染対策』の家族葬】についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美

2020年4月16日

家族葬の注意点

kazokusounochuuitenn.pngこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

富山県でも日に日にコロナウイルス感染者が増加しており、皆さま不安な日々が続いているかと思います。

新聞に無料掲載されておりますお悔やみ欄では『葬儀は終了しました。』というお宅がかなりの割合を占めています。
これは葬儀を家族・親族だけで執り行い、後日お知らせだけするという場合によく見られるものです。

富山でも近年家族葬は増加傾向にありますが、ここまで多いのは、やはりコロナウイルスの影響があるのでしょう。
大勢の方が同じ空間で長時間一緒にいる、ということに警戒心を持たれるのも仕方ないことかと思います。

ただ、忘れてはいけないのは、葬儀が終わった後のことです。
富山県では葬儀にお参りできなかった方は、後日ご当家へ香典を持って弔いに行かれるのが通例です。それはたとえ家族葬であったとしても同じです。
長時間ではないとはいえ、不特定多数の方が後日自宅にお参りに来られることも考えておかないといけません。

また、今はこういう時だから仕方ない、ということは分かってるけど、それでも最後にお参りして手を合わせたかった。そんな声も耳にします。

現在メモワールしらゆりでは、一般のお参りの方は会館に来られましたらすぐご焼香いただき、そのままお帰りいただく形をとっています。
他にも先日のブログでもお話ししたように、メモワールしらゆりではコロナウイルス対策として様々なことを行なっております。
また、葬祭ホールは一般的に他の建物よりも天井が高く、焼香の際の煙を排気するための吸排気システムもしっかりしております。

三密と言われる『密閉』『密集』『密接』を避けつつも、お世話になった方々にきちんと最後のお別れをしていただけるよう今後も努めてまいります。
ご不明な点、心配なことなどございましたら遠慮なくご相談下さいませ。

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メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2020年4月12日

遺言の種類について

yuigonnsho.png先日営業活動でお客様のお宅を訪問していた際にお母様が遺言を希望しているという方がいらっしゃいました。
私自身もこのようなご相談を受けるのは初めてで遺言について勉強したので少しご紹介させていただきます。

遺言の方法には三種類あるそうです。
まず一つめは自筆証書遺言です。
特別な費用もかからず最も簡単ですが、不備や不完全である心配もあり確実性の点で問題があります。

二つ目は公正証書遺言です。
公証人に支払う手数料が必要になりますが、専門家が作成するので無効になるおそれがなく最も安全で確実な遺言の方式です。しかし、公証人、証人の前で遺言内容を明らかにしなければなりません。

三つ目は秘密証書遺言です。
遺言内容を秘密にしたまま、その封印したものを公証人、2人以上の証人の前に提出し自己の遺言書であることを証明してもらうものです。

もし興味を持たれた方がいらっしゃったら富山市では月に一度無料相談を開かれているそうですよ。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2020年4月 9日

葬儀社としての新型コロナ対策

sinngatakoronawhirusu.pngこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

4月7日の段階で、富山県でも新型コロナウイルス感染者が13人となり、首都圏などで緊急事態宣言が出されるなど、予断を許さない状況となってきました。
しかしこのような中でも葬儀は延期するわけにはまいりません。メモワールしらゆりでは、葬儀社として可能な限り新型コロナウイルス対策をしてまいります。

まずはホールの入り口やお手洗いなどに消毒薬を設置いたしました。各種報道などでも言われております通り、手洗いの重要性は言うまでもありません。どうぞご自由にお使い下さい。

さらに式場のイスの間隔を通常の倍ほど空けさせていただいています。そして可能であれば、さらに席を空けてお座りいただきますようお願いしております。

お参りに来られた一般のお方様におかれましては、式場に来られましたらすぐにご焼香いただき、そのままお帰りいただく形式となります。長時間、大勢の方が一つの空間にいることを避けるための措置です。
富山県では聞かないスタイルであり、戸惑う方もおられるかとは思いますが、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

ご会食におきましても、席を離してのご提供をお願いしております。中には収骨に当家のみ残られ、他のご親戚様には七日法要後、引出物をお持ちいただいてお帰りいただくというケースもございました。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、皆様の健康・命を守るため、葬祭ホールとしてこれからも可能な限り対応・ご提案をさせていただきたいと思っております。
皆様からもご意見ご要望などございましたらお聞かせ下さい。

なお当面の間、司会者を含め当ホールスタッフ全員がマスク着用にてご対応させていただきます。予めご了承下さいませ。

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メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2020年4月 4日

新型コロナウィルスについて

jyokinnsui.pngこんにちは、メモワールしらゆりの杉田です。

いま、世界中で猛威をふるっている新型コロナウィルスについてのお話です。
新型コロナウィルスは、中国の湖北省というところで発生し、全世界で100万人超、日本では2300人以上の感染者を出しています。
三日前には、私たちの住むこの富山県でも感染者が確認されました。(令和2年4月2日現在)

感染が拡大する中で、さまざまなイベントが中止や延期になっています。
私の姪(めい)も今月予定されていた保育園の入園式が中止になったと連絡がきました...。
皆さんも何かしらの感染予防対策を講じておられるかと思いますが、代表的な予防対策を2つご紹介します。

①手洗い
人が感染する原因の多くは、手に付着した細菌やウィルスが鼻や口から体内に入ることだそうです。
こまめに石けんと流水で手指を清潔に保つ習慣をつけましょう。

②マスク(咳エチケット)
マスクは感染者の飛沫(咳やくしゃみで飛び散るしぶき)を防ぐことができます。
感染している人でもマスクをすることによって、ウィルスの含まれた唾液が空気中に放出される量を抑えると考えられているため有効です。

【『新型コロナ感染対策』の家族葬】についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 杉田 高央