2018年12月15日

最近の家族葬

saikinnnokazokusou.jpgこんにちは、富山市の葬祭ホール、メモワールしらゆりの高崎です。

近年、ここ富山市においても、ご葬儀の選択肢の一つとして家族葬を選ばれるお宅が増えてきています。
一般葬、家族葬、それぞれにメリット・デメリットがございますので、どちらがいいというわけではないのですが、最近の社会的事情もあるのかと思います。

そんな中、家族葬自体も少しずつ変化している気がします。
基本的に家族葬は、新聞のお悔やみ欄や道路看板など、一般の方に向けてのお知らせをせず、身内だけで行うものとされています。
ご当家だけ、10名以下で行う葬儀もあれば、ご親戚の方をお招きし、30〜40名規模で行う葬儀もございます。
どちらの場合も、亡くなられた際は病院等からしらゆりの会館に直接ご安置させていただくことがほとんどでした。

しかし最近は、お悔やみ欄や道路看板などは出さないことは共通しているのですが、ご自宅にご安置し、町内の方々やごく近しい友人の方、お勤めの会社の代表の方だけにはお参りしていただくというケースも中にはございます。
厳密に言うと『家族』葬ではないのでしょうが、これも時代の中から生まれた家族葬の一つなのではないでしょうか。

こういった場合、声をかける人とかけない人の境目をどうされるか、など考えなくてはいけないことはもちろんございます。
ただ、元々家族葬に明確な決まりがあるわけではございませんので、故人様・ご当家様の意向を最大限尊重する形で、これからも柔軟に対応していければと思っています。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎