2017年5月27日

"家族葬"の場合の弔問はどうすれば?

kazokusouchoumonnhadousureba.png「"家族葬"での家族以外の弔問してはいけないのか?」とお客様から質問されることがあります。
よく質問されることが、
何らかの情報で生前にお世話になった方が亡くなられたことを知り、お葬式に弔問して焼香でも...と思っていたら、「お葬式は"家族葬"でします。」といったケースです。
"家族葬"について私が思っていたことなのですが...、
言葉は同じ"家族葬"でもそれぞれのご当家に様々な考え方があると思います。すべての"家族葬"を「家族以外お断り」と理解するのは、ご葬儀・告別式のあり方からも正しいとは言えないのではないかと思います。
でも実際は、"家族葬"=家族以外の弔問はお断り?と受けとめる方は結構いて、このようなケースでのお葬式は多くの人がどうすればいいかやきもきすることになります。
"家族葬"にはこれといった明確な定義も明確なルールがあるわけではないので、そのご当家がどのようなお式で故人様をおくるかだと思います。
ですから、"家族葬"と言われて弔問を断念するのではなく、まず「お世話になったので弔問したいのですが...。」とご家族の意向を尋ねられたらいかがかと思います。嬉しく受け取るご家族も少なくないはずです。
メモワールしらゆりで"家族葬"を行った時でも、一般の弔問の方が焼香だけでも...とか、香典だけでも...と弔問されるこはよくあります。

人はさまざまな人間関係の中で生きています。言葉だけが独り歩きし、先行している"家族葬"ですが、故人様のご家族や親戚はもちろんのこと、故人様と縁が深かった方々でおくるのが本来の"家族葬"ではないかと考えます。

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メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2017年5月25日

家族葬と香典返し

koudenngaesitokazokusou.pngこんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。

先日触れさせていただきました香典返しの件について、家族葬でも香典返しは必要なのかという問い合わせがございました。

結論から申しますと、家族葬だから一般葬だから、といったものではなく、ご当家がお参りされる方から香典を受けられるか辞退されるか、ということだと思います。
富山県富山市、特に水橋などの、比較的昔ながらの習慣が残る地域ではほとんどございませんが、中には香典を受け取らない、辞退される方もいらっしゃるようです。

そこで香典を辞退される方にその理由をお聞きすると、周りの皆さんに負担をかけたくない、というものがあるようです。
しかしながら、香典はお金という形を取ってはいますが、故人やご遺族様に対して弔意を表すものです。それをご辞退されると、香典を持ってこられた方の気持ちの行き場を無くすことにも繋がるのではないでしょうか。
お気持ちだけで結構です、とは言っても、何かしら形として表すことも必要だと思います。

それは当然、家族葬でも同様です。
ご遺族ご親戚の方だけとはいえ、お参りされる方の気持ちの整理をつける為にも、香典返しを準備し、受け取られることは大事なしきたりなのではないでしょうか。

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メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎

2017年5月23日

香典返しは余裕を持って

koudenngaesi.pngこんにちは、メモワールしらゆりの高崎です。

先日、葬儀を終えたお客様から香典返しの追加注文をいただきました。
以前のブログにも書いてあるのですが、ここ富山市では、いただいた香典に対して香典返しをその場でお返しするのが一般的です。
ご葬儀にお参りできなかった方が、後日ご当家に香典を持ってお参りに行くケースも多く、葬儀後であってもご自宅に香典返しをしばらく置いておく必要があります。

葬儀の打ち合わせの際、そんなにお参りは多くないと言っておられたご遺族様でしたが、予想を越えるお参りの人数に、少し驚いておられたようです。
そして葬儀後もそれは続き、ご自宅に残しておいた香典返しも無くなりそうなので、またいくつか持ってきてほしいとのこと。

当メモワールしらゆりではもちろんそうですし、他の葬儀社さんでもほとんどそうだと思いますが、香典返しは四十九日を目安にいつでも返品が可能です。香典返しは多少多めに準備しておくのが良いと思います。
富山市のように、その場で香典返しをお返しする習慣のある地域や、家族葬などで、ご逝去の連絡がすぐには伝わらないケースの場合などは、特に余裕を見ておかれた方が後々慌てずに済むのではないのでしょうが。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 高崎 顕一郎