2020年5月 2日

おけそくについて

okesokukagomori.pngこんにちは、メモワールしらゆりの杉田です。

みなさんは、「おけそく」とは何かご存知ですか?
おけそくは、ご葬儀やご法事、お盆などの際に丸餅を重ね盛りして仏前にお供えするもので、漢字では「御華束」と書きます。
こうして漢字で見てみると、お餅で花を表現しているようにも見えますね。

おけそくの盛り方にはいくつか種類があるようですが特別な決まりはなく、見た目でバランスがとれていればそれで大丈夫です。
また、おけそくの個数についても奇数盛りや偶数盛りといったことについては特に決まりはありません。

メモワールしらゆりでは、おけそくをはじめとしたお供え物のご注文を1個単位でお受けしております。
どうぞご利用くださいませ。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 杉田 高央

2020年5月 1日

数え年とは.....

kazoedositoha.pngこんにちは、メモワールしらゆりの菅野です。
今日は数え年についてお話します。

普段は満年齢で記入したり数えたりすると思いますが、
七五三、厄年、長寿のお祝い事の節目で「還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿」などでは数え年で行われることが多いです。

数え年とは、昔日本で使われていた年齢の数え方になり、
ご年配の方の中には、今でも年齢を聞かれると数え年で答える方もいるそうです。

生まれた年を1歳として、新年の度に1つ加えて数えていく年齢を言います。母親の胎内にいる期間を0歳の期間とし、毎年1月1日に神様や仏様から「歳をいただく」という考え方のようです。昔は子供の人数も多く、1人1人の誕生日を把握しお祝いするのも大変だったからとも言われています。

あまり使用する機会のない数え年ですが、数え方で迷われた際は、
誕生日を迎えられる前だと、
満年齢+2歳となり、
誕生日後になりますと+1歳となります。

参考にしていただければと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美

2020年4月30日

「最近の法要はどのように行われているか...?」について

kaisoushayoushoukou.pngメモワールしらゆりの川端です。

最近の49日法要や回忌法要などについてですが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、「密閉」「密集」「密接」の三密を避け、ご親戚が法要になかなか集まりにくくなってきています。
法要をされるお客様から、「逆に親戚に声をかけてもいいものなのか?」とご相談されるケースが増えてきています。

ご自宅などで法要が行われる場合、どうしても「密閉」の空間に多数の人が集まり「密集」し、さらに会話を近くでかわす「密接」な状態をつくってしまうこととなりますので、多数のご親戚を招いての法要はおすすめすることはできません。
ご自宅での法要をされる場合は、ごく限られた少人数のご家族で行われるのが望ましいかと思われます。
法要後に通常行われる会食は避け、折詰料理やお寿司折などのお持ち帰り用を引出物と一緒にお渡しするのが、最近の法要では一般的になってきています。

法要で必要になるものを、通常であれば対面で打ち合わせをさせていただいておりますが、お電話のみでのやりとりでご準備をさせていただくケースも最近ではございます。
納品につきましても納品場所をあらかじめご指定いただけましたら、スタッフと対面せずに納品することができます。

「メモワールしらゆりのホールでの法要であれば安心です。」などとまでは言うことは出来ませんが、少なくとも「密閉」な空間は避けることができます。
ホール内は天井も高く、充分な換気ができる吸排気システムも装備しており、座席につきましても間隔をあけて、「密接」にならないようにご対応させていただいております。

ロビー前にはアルコール消毒液を設置しており、ご自由に利用していただけます。さらにマスクを着用されていないご来館者につきましては、マスクを無料で提供するサービスも実施しています。
会食については自宅で行われる場合と同様、折詰料理やお寿司折などを引出物と一緒にお持ち帰りいただくスタイルをお勧めしております。

このようにメモワールしらゆりでは、さまざまな新型コロナウィルス感染拡大防止対策をしております。
法要でお困りなことなどがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

【『新型コロナ感染対策』の家族葬】についてはこちら

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 川端 敏和

2020年4月29日

諸行無常(しょぎょうむじょう)とは

shogyoumujyou2.pngこんにちはメモワールしらゆりの三鍋です。

新型コロナウイルスの影響で、日本全国に緊急事態宣言が発令されてから当社でも一部在宅勤務を行っております。
仕事でも休日でも自宅にいることが多くなり、自分自身と向き合う時間が多くなりました。

仏教の最も大事な3つの教えの1つに「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という言葉があります。
諸行無常とは世界のあらゆる事物は常に変化し続けるもので、永遠ということはないという意味を表す言葉です。

今回の新型コロナウイルスによって社会全体が今までとは一変してしまいました。誰もこんなことになるとは思っていなかったでしょう。
私も世の中は諸行無常であるということを痛感させられました。と同時に今まで普通の日常生活を送れていたことがとてもありがたいことだったのだなあということに気付くこともできました。
今はまだ先の見えない状況ですが、当たり前の日常にこそ幸せはある、とそう思ってこの自粛生活を乗りきっていきたいと思います。

メモワールしらゆり
セレモニーアドバイザー 三鍋 一男

2020年4月28日

お布施について

ohusenituite.pngこんにちは、メモワールしらゆりの菅野です。

今日はご葬儀やご法要の際にご寺院様にお渡しするお布施についてお話します。

お布施は「布を施す」と書きます。
その由来はインドからきており、僧侶が説法をしながら回っていたところ、一軒の貧しいお家に出会います。
そのお家は貧しさゆえに何のお礼もできない為、薄汚れた布をお礼として渡したところ、僧侶はその布を受け取って袈裟をつくりました。
ここからお布施という言葉が生まれたそうです。

お布施をご用意されますとき、封筒にお札を入れる向きについて悩まれる方も少なくないと思います。
お札の正しい入れ方は、肖像画が印刷されている方を封筒の表に来るように入れます。
封を開けた時、僧侶の正面に福沢諭吉の肖像画が見えるように入れましょう。

一般的に香典とは反対の入れ方になります。
また、ご用意されますお札は新札がいいとされています。
新札がない場合は比較的綺麗なお札をご用意ください。

メモワールしらゆり
セレモニーアシスタント 菅野 仁美